昨年の秋に、高校生から社会人を対象に「自分のやりたい仕事を探す『カウンセリングカード』」を制作しました。
その後、中学生を対象に「自分のやりたい仕事を探す『キャリアカード』」を作りました。
両方のカードとも、「仕事を通じて、いかに社会に貢献するか」という理念にもとづき、「自分のやりたい仕事」を探します。
すでに、このカードを使った学習会を何回か実施してきました。
すると、「業界の理念を参考に自分のやりたい仕事を選んでも、実際に会社に入って配属される職種によっては、理念に近い働きができるかどうか心配です」との意見が出ました。
また、「職種の中からやりたい仕事を探すカード」も必要ではないかとの指摘もありました。
たしかに、「自分のやりたい仕事を探す」には、「業種で選ぶ」、「職種で選ぶ」、「会社で選ぶ」の3つの視点から検討します。
どうしても就職したい特定の会社がある人は、最初からそこを目指します。
希望するイメージの会社がない人は、「業種で検討」、「職種で検討」しながら「自分のやりたい仕事を探し」、最終的にいくつかの会社に絞り込んでいきます。
だから、「業界の理念カード」と同じような「職種の理念カード」を準備して、両方から検討するほうが「自分のやりたい仕事が探しやすくなる」というわけです。
実際、個人によっては、「職種」にこだわって自分にふさわしい仕事を探す人がいます。
そのような人のためには、「職種から自分のやりたい仕事を探すカード」が必要になります。
そこで、イソップ寓話「3人のレンガ職人」を参考に、「職種の目的・意義」から自分のやりたい仕事をさがす「イソップカード」を作ってみました。
このカードは、厚生労働省が職業分類している66の職種をベースに、我々が実際にやれそうな50の職種を選んでいます。
これで、業種・職種の両面から「自分のやりたい仕事を探す」ことができます。
「50の職種から自分のやりたい仕事を探す『イソップカード』」の詳細は、「㈱環境教育ソフト k-k-soft.com お知らせ」 をご覧ください。