キャリア学習で、女性のやりたい仕事が「食い気より色気」らしいことがわかりました。 | think to careerのブログ

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 デパ地下の食品売り場は、いつも女性でにぎわっているようです。


 夕方のテレビニュースをみると、デパ地下だけでなく、お昼のお得なランチやバイキングなどに多くの女性が集まっています。


 コトワザの通り、女性は「色気より食い気」と思っていました。


 小学生の女の子の「なりたい職業ランキング(第一生命保険調べ)」では、15年連続で「食べ物屋さん」が1位です。


 ベネッセの「なりたい職業ランキング」でも、「ケーキ屋さん、パテシェ」は、小学生で1位、中学生で3位になっています。


 ところが先日、20代から40代の女性を対象としたキャリア学習で「自分のやりたい仕事探しのカード学習」を行ったところ、大人になっても「食べ物関係の仕事したい」と思っている人は31名中1名だけでした。


 ちなみに、参加者31名の「今後やりたい仕事」の傾向は、

① 医療・福祉・健康関係の仕事 4名

② デザイン・企画関係の仕事 4名

③ 美容関係の仕事 3名

④ インテリア関係の仕事 3名

といった結果になっています。当然、いまなお「自分のやりたい仕事」がわからない人は8名いました。


 子供のころのなりたい仕事は「食べ物屋さん」が人気ですが、大人になっても「食べ物に関する仕事」をしたいと思っている人は、今回の学習ではたった1名でした。


 ひょっとして、「食べ物関係の仕事」は、正社員の求人が少ないといった理由でもあるのでしょうか?


 あるいは、子供のころの夢は、大人になれば変わるのが当然なのでしょうか?



 しかし、小中学生の「なりたい職業ランキング」に登場して、大人になっても「やりたい仕事」としてあげられる職業もあります。


 それは、「美容師・理容師」といった美容関係の仕事です。


 「美容師・理容師」は、小中学生の「なりたい職業ランキング7位」です。


 今回の学習会でも、3名の方が希望されています。


 女性の場合、「色気=美しさ」に対する思いと、その仕事をしたいとする意識は一生変わらないようです。


 世間では、「色気より食い気」といいますが、女性はやはり「食い気より色気(=美しさへの関心)」となるようです。


 しかし、テレビで見る女性の「食い気」への関心からすると、「色気」はそれを上回るわけですから、いったいどのくらい強いのかと思ってしまいます。



 中学生から大学生までのキャリア学習として、「自分のやりたい仕事探し学習」の出張授業を行っています。詳細は、、「㈱環境教育ソフト k-k-soft.com お知らせ」 をご覧ください。