「SPI」記述式数学の解答力を高めるゲームを作ってみようと思っています。 | think to careerのブログ

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 2月末に、「大学生の4人に1人が、平均がわからない」という調査結果が発表されています。


 たしか何年か前には、「分数がわからない大学生」といったことも話題になっていました。


 「平均」がわからず、「分数」もわからないなら、適性検査「SPI」の数学の記述式問題はお手上げではないでしょうか。


 社会人になったときも、十分に仕事ができるのかと心配になってきます。


 そんなわけで、算数や数学の記述式問題に対する解答力を高めるゲームを作ってみようかと思っています。


 どのようなゲームにするかというと、記述式の問題を難しくする「落とし穴」に絞ったゲームです。


 いま気がついている「落とし穴」の一つは、「表現方法の変更や単位の読み替え」です。


 たとえば、「4分の1」は、

①分数の表現の仕方では、「8分の2、16分の4」といえます。

②少数点の表現にかえると「0.25」です。

③特定の単位をつけると「25%」、「15分」となります。


 一つの文章問題の途中で、表現の方法、単位をかえられると、「共通尺度での比較=数字の読み替え」ができず、頭の中がパニックになって解けなくなる人が多いようです。


 そんなわけで、「表現方法や単位は違うが、数字的に同じ意味のカード」を探すようなゲームをイメージしています。


 学習ゲームの最大の特徴は、テーマに関係する要素をすべて網羅して一覧化したり、複数の要素を同時に比較できることです。


 表現方法や単位の読み替えの事例をカードにすれば、答えは一つでなく、表現は違っても「これとこれは同じ意味だ」ということを理解しやすくなります。


 ぜひゲームを作ってみたいと思っていますので、なにか算数・数学の記述式問題によくでてくる「落とし穴」にお気づきのかたがいれば、ご意見をいただければと思っています。


 各種キャリア学習ゲームについては、「㈱環境教育ソフト k-k-soft.com お知らせ」 をご覧ください。