働いていて嫌な上司からのプレッシャーからうつ病になってしまったという人も多いと思います。
原因はその上司であり、会社の中の問題であると思ってしまうのが普通かと思いますが、同じようにされても同じような病気にならない人もいますね。
もちろん働いている内に体験したことが精神的なダメージを負わせ、うつ病などを発症する引き金になっている事には違いはありません。
しかし、そうした病に陥ってします原因は突き止めて行けば違う所にある可能性もあります。
うつ病に限らず適応障害や自律神経失調症、あるいはHSPなどの症状を悪化させる要因として毒親の存在もあると思います。
毒親は子供を自分の思うようにコントロールしますから、人によっては毎日のようにひどい言葉を投げかけます。
子供がそれを毎日毎日聞き続ければ自信を失っていくのも当たり前の話ですし、自分の方が間違っているのだと頭の中に刷り込まれてしまいます。そうすると自分を否定してしまうので大人になっても自己肯定感が低い状態でいる訳です。
会社でもいつも自信がない状態なので上司から理不尽なことを言われたりしても、理不尽だという事さえ感じられなくなり、自分が悪いからだと思ってしまいます。
毒親の前ではいつも何を言われるかわからないので強い緊張状態が続き、それが当たり前になっていると緊張していることさえ感じなくなり、その上に上司などからの言葉で緊張もマックスとなり精神的にダメージを負い、うつ病を発症したりするのだと思います。
HSPなどの繊細な気質の人も元々緊張が強いので、更に緊張するとよけいに症状が悪化したりして軽減出来なくなってしまいます。
いつも限界寸前まで緊張している人は、ちょっとした刺激でパニックを起こしたりし
ますので、そうした病に陥るのは仕方のない状態ではあります。
元々は毒親からダメ人間のように扱われた事が原因ですから、そういう親であれば親に原因があります。しかし毒親と言われるのですから自分が悪いなどとは思わないので、病気になってでさえもお前が悪いと子供のせいにしてしまいます。
自己肯定感が低くなっていると、そこから逃げるという選択肢も考えられなくなっていて自分責めをしてしまいます。
親があなたのために言っているのだという自分の保身の言葉を言うと、子供はそれを真に受けてしまいますし、会社の上司からもあなたのために言っていると言われると逃げるのはいけない事だと思いますから我慢を重ねて限界を超えてしまいます。
自分の育った環境などを良く思い浮かべて毒親の影響が強いと感じたら、しっかり解毒して自分らしさを取り戻しましょう。