最近、ネット上でよく見かける育児記事。「赤ちゃんが100%寝る方法」「離乳食を必ず食べる完全攻略」など、極端な表現が目立ちます。

 

確かにクリックしたくなるタイトルですが、こうした書き方は、母親を知らず知らずのうちに追い詰めてしまうことがあるのではないでしょうか。

 

「必見」「完全攻略」が増えた理由

インターネットビジネスが普及する中で、アクセス数を稼ぐための宣伝文句はどんどん過激になってきました。

 

「必見」「サルでもわかる」「期間限定」など、人の心理を刺激する言葉が多く使われます。

育児情報も例外ではなく、赤ちゃんに関する情報でも同じような手法が使われています。

 

さらに最近では、X(旧Twitter)などのSNSでインプレッションを増やして収益化するやり方が広がり、「インプレゾンビ」と呼ばれるアカウントが増えています。

フォロワーのためではなく、とにかく目立つ投稿を量産するアカウントです。

 

こうした投稿は、刺激的なタイトルや極端な表現を使うことが多く、人を不安にさせることもあります。

そして育児情報にも同じ傾向が見られます。

 

 

でも、本当に「100%」はありえる?

赤ちゃんの性格や体調、日々の環境は一人ひとり違います。

 

「必ずこうすれば寝る」「絶対食べる」といった方法は存在しません。

なのに、そう信じてしまうと、うまくいかないときに「自分の育て方が悪いのでは」とお母さん自身を責めてしまうこともあります。

 

極端な情報が生む悪循環

さらに厄介なのは、そうした情報を鵜呑みにした「自称専門家」が、無責任なアドバイスを広めることです。

結果、育児の現場では「やり方が間違っているのでは?」という不安が増え、ストレスの悪循環が生まる。

 

SNSで目立つ投稿ばかり目にしてしまうと、知らず知らずのうちにプレッシャーが強くなるのです。

 

量よりも的確さが求められる時代

AIや情報技術の発展で、かつてないほど情報が手に入りやすくなった今だからこそ、大切なのは「量」ではなく「的確さ」です。

 

赤ちゃんの個性を尊重しながら、必要な情報だけを選び、無理のない育児を意識することが求められています。

 

まとめ

育児に「絶対」はありません。

ネットの極端な表現やインプレゾンビ的投稿に惑わされず、自分と赤ちゃんに合ったやり方を探すことが、一番の近道です。

 

大切なことは、日々の小さな工夫と観察なのではないでしょうか。

 

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