「シンデレラストーリー」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
多くの人は、白雪姫やシンデレラのように、王子さまや魔法に助けてもらう“待つだけのお姫様”を思い浮かべるかもしれません。
でも、ディズニー映画はここ数十年で大きく変わってきました。
今では、自分の意志で行動するプリンセスや、戦うヒロインまで登場しています。
さらに最近では、結婚で物語が終わらないプリンセスも増えています。
昔のプリンセスは「待つことが美徳」
1930〜50年代の作品では、白雪姫やシンデレラのように、困難に直面しても基本的には受け身。
人生や恋愛の主導権は、魔法や王子さまが握っていました。
「ただ待つこと」が美徳であり、物語もそこに沿って進みます。
自分で動くプリンセスの登場
1980年代以降、リトルマーメイドのアリエルやアラジンのジャスミンは、自分の意思で行動するプリンセスとして描かれるようになりました。
恋も人生も、自分で切り拓く姿が魅力です。
さらに2000年代以降のムーランは、戦場で家族や国を守るために立ち上がる“戦うヒロイン”。
従来のお姫様像とは大きく異なり、もはやプリンセスというよりヒーローに近い存在です。
結婚がゴールじゃないプリンセス
最新作の『アナと雪の女王』では、物語のゴールが「恋愛や結婚」ではありません。
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エルサ:自分の力と個性を受け入れ、王国を守る
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アナ:恋愛よりも姉妹や友情、自分の意思で行動することを優先
このように、プリンセスは「恋愛のために生きるキャラクター」から、自分の人生を切り拓く主人公へと進化しています。
なぜ変わったのか?
この変化の背景には、社会の価値観の変化があります。
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フェミニズムの影響:女性キャラクターにも行動力や自立心が求められるようになった
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親世代の意識変化:「女の子にも自分で考え、行動する力を身につけてほしい」
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視聴者層の多様化:SNS世代や海外市場の需要に応える必要
こうした流れで、プリンセスはもはや「待つだけの存在」ではなく、時代の価値観を映す鏡として描かれるようになったのです。
これからのプリンセス像
近年では、強さの形も多様化しています。
例えばスティッチシリーズのエンジェルは、主人公以上に行動力があり、物語を引っ張る力もあります。
ディズニーのプリンセスは、恋愛だけでなく「自立」「行動力」「多様な価値観」を表現する存在へと進化しているのです。
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