1歳半になると「自分でやりたい」が急に増える
1歳半頃になると、子どもの成長を感じる場面が増えます。
「座りたい」
「立ちたい」
「つり革につかまりたい」
「自分で触りたい」
など、自分の意思をはっきり表現するようになります。
以前なら親に抱っこされて移動できたのに、最近では「自分の乗り方」があるように感じることもあります。
成長を感じる一方で、公共交通機関では困る場面も増えてきました。
地下鉄やバスでは大丈夫なのに、路面電車だけ難しい理由
我が家の場合、地下鉄やバスでは大きく泣くことは少ないのですが、路面電車では苦戦することがあります。
最初は「なぜ路面電車だけ?」と思いました。
しかし考えてみると、路面電車には1歳半の子どもにとって難しいポイントがいくつもあります。
理由① 子どもが触りたいものが多すぎる
路面電車の優先席周辺には、便利な設備が集中しています。
例えば、
- 車椅子利用者向けの降車ボタン
- 緊急時の通話ボタン
- 運転士との連絡装置
- プリペイドカードの読み取り機
など。
大人にとっては「触ってはいけない設備」ですが、1歳半の子どもから見ると、
「押したらどうなる?」
「光るかな?」
「動くかな?」
という興味の対象になります。
この時期は好奇心が強く、「ダメ」と言われてもすぐに切り替えることはまだ難しい年齢です。
理由② 路面電車は“動きたい気持ち”を刺激する
路面電車は車内に少し広いスペースがあり、外の景色も近く感じます。
子どもからすると、
「歩けそう」
「立てそう」
「移動できそう」
に見える環境です。
しかし実際には、
- 急ブレーキ
- 発進時の揺れ
- カーブ
- 道路状況による停止
があり、小さい子どもが自由に動くには危険があります。
「動きたい気持ち」と「安全のために止められること」がぶつかりやすいのです。
理由③ 1歳半は自我と体のコントロールが発達途中
1歳半頃は、「自分で決めたい」という気持ちは大きく成長します。
一方で、
- 気持ちを切り替える力
- 我慢する力
- 危険を理解して行動を止める力
はまだ発達途中です。
そのため、
「つり革につかまりたい」
↓
「危ないから座ろう」
↓
「嫌!」
という流れになることがあります。
これはわがままというより、成長過程でよく見られる反応です。
暑さや疲れでいつもより難しくなることも
もちろん、その日の体調や環境も大きく影響します。
特に暑い日は、
- 汗をかく
- 疲れる
- 眠くなる
- 不快感が増える
ことで、普段なら大丈夫なことでも泣いてしまうことがあります。
「いつもは平気なのに今日は大変だった」という日は、子ども自身も余裕がなかったのかもしれません。
1歳半の公共交通機関対策
完全に「静かに座らせる」ことを目標にすると、親も子どもも苦しくなります。
この時期は、
- 立ちたい気持ちを安全な範囲で満たす
- 触っていいものを用意する
- 空いている時間を選ぶ
- 短い区間から練習する
- 疲れている日は無理をしない
など、環境を調整するほうが現実的です。
まとめ:路面電車が難しいのは、子どもの成長と相性が悪いからかもしれない
1歳半の子どもにとって、路面電車は刺激が多く、興味を引くものがたくさんあります。
「触りたい」
「立ちたい」
「自分でやりたい」
という気持ちは、成長している証でもあります。
ただ、安全上すべてを自由にすることはできません。
地下鉄やバスでは大丈夫なのに路面電車だけ難しい場合、それは子どもの問題ではなく、乗り物の環境との相性も大きいのかもしれません。
【関連記事】
