「小さい子にテレビは見せない方がいい」
「スクリーンタイムは控えるべき」
子育てをしていると、こういう言葉を一度は聞いたことがあると思います。
もちろん、子どもの発達を考えた時に、見せすぎには注意が必要なのは事実です。
でも私は、それと同じくらい大事なことがあると思っています。
それは、母親にも娯楽が必要だということです。
娯楽がなかったヨーロッパでの子育て
私がヨーロッパで息子を育てていた頃、正直かなりつらい時期がありました。
- 言語が分からない
- 知り合いがいない
- 公共交通機関も不便
- 気軽に出かけられない
テレビをつけても言葉が理解できないので楽しめず、
今のように気軽にストリーミングサービスを見る習慣もありませんでした。
パソコンをテレビ代わりにして、YouTubeやNetflixを見ることもありましたが、
息子はすぐにパソコンによじ登り、ケーブルに興味を持ち、ヒヤヒヤ…。
気軽にできる工作も、物価が高くてなかなか難しい。
結果的に、「楽しめることがほとんどない毎日」になってしまっていました。
コロナ禍でさらに奪われた“気晴らし”
そこに追い打ちをかけたのがコロナ。
- 公園に行けない
- お店は閉まっている
- 人と会えない
できることは、家族で少し散歩するくらい。
今振り返ると、あの頃は「子育て」だけじゃなく、
「娯楽がない生活」そのものが精神的にきつかったと感じています。
カナダで感じた「環境の違い」
今、カナダで娘を育てていて感じるのは、
子育てのしやすさは“環境”に大きく左右されるということです。
- 言葉が通じる
- 気軽に行ける場所がある
- 公共交通機関で外出できる
- テレビや動画などの娯楽が身近にある
これだけで、毎日の気持ちの余裕が全然違います。
子どもと過ごす時間が「つらいもの」ではなく、
「楽しめるもの」になっていると実感しています。
テレビ=悪ではないと思う理由
テレビや動画は、確かに使い方が大切です。
でも、それを完全に排除する必要があるのかというと、私はそうは思いません。
なぜなら、
- 母親が少しでもリラックスできる時間を作れる
- 心の余裕が生まれる
- 結果的に子どもへの関わり方も優しくなる
からです。
母親がずっと我慢し続ける子育ては、長くは続きません。
母親が我慢しすぎないことが、子育てを楽にする
「子どものために」と思うほど、我慢しがちになるけれど、
実は
お母さんが無理をしないこと=子どもにとっても良い環境
だと思います。
少しくらいテレビをつけてもいい。
好きな動画を見てもいい。
その時間で気持ちが整うなら、それは決して悪いことじゃない。
まとめ:完璧じゃなくていい
子育てには正解がないからこそ、
「こうしなきゃ」に縛られてしまいがちです。
でも、
- 母親にも娯楽は必要
- 環境によって子育てのしやすさは大きく変わる
- 少しの“楽”が心の余裕を生む
そう考えると、
頑張りすぎない選択も大事な子育ての一部だと思います。
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