ヨーロッパに住んでいて、ちょっと驚いたことがあります。
それはトイレに置かれているハンドドライヤーです。
空港や駅、ショッピングモールなど、いろいろな場所で見かけたのが
イギリスの家電メーカー Dyson のハンドドライヤー。
正直な感想はこうでした。
「え、ダイソン?トイレに?」
しかも、かなりの頻度で見かけるのです。
ただその一方で、こう思った人もいるのではないでしょうか。
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そんな高級機器を置く前に掃除してほしい
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有料トイレなのに設備が古い
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まずトイレを無料にしてほしい
では、なぜヨーロッパではダイソンのハンドドライヤーが多いのでしょうか。
ヨーロッパのトイレでよく見る「ダイソン」
ヨーロッパの公共トイレでは、紙タオルではなくハンドドライヤーが主流です。
特に多いのが、ダイソンの
Dyson Airblade というハンドドライヤー。
普通の温風タイプではなく、
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強い風で水を吹き飛ばす
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数秒で乾く
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近未来的なデザイン
という特徴があります。
最初に使うと、かなりの風圧で少し驚く人も多いと思います。
理由① 実は紙タオルよりコストが安い
ダイソンのハンドドライヤーは、購入価格は高いことで知られています。
しかし施設側にとっては、長期的にはコスト削減になると言われています。
紙タオルの場合
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紙の購入費
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補充の人件費
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ゴミ回収
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廃棄コスト
が発生します。
利用者が多い空港や駅では、紙タオルの消費量はかなりのものになります。
一方、ハンドドライヤーなら
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電気代だけ
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メンテナンスが少ない
というメリットがあります。
つまり、初期投資は高いけれど長期的には安い設備なのです。
理由② 環境意識が高い
ヨーロッパでは環境政策が非常に重視されています。
紙タオルは大量のゴミを生みますが、ハンドドライヤーなら廃棄物が出ません。
そのため
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空港
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駅
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公共施設
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商業施設
などでは、紙タオルを減らす動きがあります。
この流れの中で、ハンドドライヤーが積極的に導入されてきました。
理由③ デザインとブランド力
ダイソンの製品は、単なる家電ではなく「デザイン家電」としても有名です。
スタイリッシュな見た目は、公共施設のイメージアップにもつながります。
つまり施設側にとっては
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見た目が良い
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有名ブランド
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最新設備に見える
というメリットもあります。
それでも感じる「ちょっとした違和感」
ただ、ヨーロッパのトイレを利用していると、
こんな風に感じることもあります。
「ダイソンはあるのに、トイレ自体はあまりきれいじゃない」
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トイレが有料
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設備が古い
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清掃が十分ではない
という場所も、実際には少なくありません。
そのため旅行者としては、
「そんな高級なハンドドライヤーを置く前に、
トイレをもっときれいにしてほしい」
と思ってしまうこともあるのです。
ヨーロッパのトイレ事情は日本とかなり違う
日本のトイレは、世界的に見てもかなり清潔で設備が整っています。
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無料で使える
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清掃が行き届いている
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ウォシュレットがある
という環境は、実はかなり珍しいものです。
そのため日本人がヨーロッパのトイレを利用すると、
「トイレは有料なのに、なぜかダイソンのハンドドライヤーだけはある」
という不思議な状況に驚くこともあります。
まとめ|ヨーロッパのトイレにダイソンが多い理由
ヨーロッパのトイレにダイソンのハンドドライヤーが多い理由は、主に次の3つです。
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紙タオルより長期的にコストが安い
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環境対策として導入されている
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デザイン性やブランド力がある
ただ利用する側からすると、
「設備よりもまずトイレをきれいにしてほしい」
と感じることもあるかもしれません。
ヨーロッパを旅行する際は、
そんな日本とのトイレ文化の違いにも注目してみると面白いと思います。
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