海外旅行というと、どうしても気合いが入ります。
せっかく来たのだから早起きしよう。
有名な観光地は全部回ろう。
話題のスポットも外さないようにしよう。
独身のころの私は、完全に“詰め込み派”でした。
予定はびっしり。
効率よく移動。
一日にできるだけ多く回る。
でも結婚してから、そして子どもが生まれてから、旅の意味は少しずつ変わっていきました。
夫は“余白派”、私は“攻略派”だった
夫は旅行でも朝ゆっくり起きるタイプです。
「今日はのんびりでいいんじゃない?」
「無理しなくていいよ」
最初は少し物足りなく感じました。
せっかくの海外旅行なのに、と。
でも、よく考えれば旅行はリフレッシュのためのもの。
それなのに、朝から晩まで動き回るのは、どこか矛盾していました。
子どもがいると、予定通りにはいかない
子どもがいる旅は、想定外の連続です。
- 急に「疲れた」と言う
- お腹が空くタイミングがずれる
- トイレ問題
- 眠くなって機嫌が悪くなる
どれだけ完璧なスケジュールを組んでも、思い通りには進みません。
以前の私なら、きっと焦っていたと思います。
「せっかく来たのに」
「この後の予定が崩れる」
でも今は違います。
予定を詰めない。
あらかじめ余白をつくっておく。
すると、不思議とイライラが減りました。
余白があると、家族の空気もやわらぐ
子どもがいる旅で一番大事なのは、観光地の数ではなく、家族の空気だと思います。
時間に追われていると、大人も余裕がなくなります。
その空気は、すぐ子どもに伝わります。
逆に、
- 今日は一つ行ければ十分
- 疲れたらホテルに戻る
- 何もしない時間もOK
そう決めておくだけで、旅の雰囲気が変わります。
全部回らなくてもいい。
写真が少なくてもいい。
家族で笑っていられたら、それで十分なのかもしれません。
『ソロ活女子のススメ』がしっくりきた理由
そんなときに見たのが
『ソロ活女子のススメ』でした。
オーストラリアの
メルボルン
を訪れる回で、主人公の恵(演じるのは 江口のりこ さん)は、とにかく頑張りません。
全部回ろうとしない。
効率を求めない。
焦らない。
その姿を見て思いました。
ああ、旅行ってこれでいいんだ。
一人旅のドラマなのに、家族旅行のヒントが詰まっている。
旅行は“成果”ではなく“回復”
若いころは、旅を成果で測っていました。
何カ所行ったか。
どれだけ有名スポットを制覇したか。
でも今は違います。
旅行は回復の時間。
特に子どもがいる毎日は、それだけで体力も気力も使います。
だからこそ、旅行でまで頑張らなくていい。
朝早く起きなくてもいい。
全部見なくてもいい。
予定が空いていてもいい。
その余白があるからこそ、家族みんながリフレッシュできるのだと思います。
まとめ|子どもがいる旅こそ、余白を
海外旅行に限りませんが、旅行はイベントではありません。
思い出を“量産”する場所でもありません。
子どもがいる旅こそ、
- 予定を詰めすぎない
- 一日の目標を減らす
- 余白をあらかじめつくる
それだけで、ぐっと楽になります。
独身時代の詰め込み旅も楽しかった。
でも今は、余白のある旅が心地いい。
次の旅も、きっとゆっくり起きます。
そして、それでいいのだと思います。
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