海外在住で出産・子育てをしていると、
こんな疑問や不安を持つ方は多いのではないでしょうか。
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帰国したら母子手帳はもらえるのでしょうか
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何歳までなら対応してもらえるのでしょうか
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海外の医療記録は、日本で使えるのでしょうか
この記事では、帰国予定がある方に向けて、実務面をまとめます。
海外の医療記録は、日本で使えますか?
結論から言うと、
海外での医療記録や予防接種の記録があれば、問題になることはほとんどありません。
帰国後は、
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海外で受けた予防接種の記録
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医師の診断書
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成長記録やワクチン手帳
これらをもとに、日本の医療機関や自治体が
母子手帳と照らし合わせて確認してくれます。
母子手帳がないからといって、
これまでの子育てや医療の履歴が無効になるわけではありません。
帰国したら、母子手帳はもらえますか?
条件を満たせば、
帰国後でも母子手帳をもらえる可能性はあります。
基本的には、
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日本で住民登録をする
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自治体の窓口で申請する
という流れになります。
ただし、母子手帳は本来「妊娠届提出時」に交付されるものです。
そのため、
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乳幼児期であれば柔軟に対応されるケースが多い
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年齢が上がっている場合は、再交付扱いまたは対象外
など、自治体によって対応が異なります。
何歳までなら、母子手帳をもらえますか?
全国共通の明確な年齢制限はありません。
ただし、
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未就学児
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予防接種や乳幼児健診の対象年齢
であれば、
対応してもらえる可能性が高い印象です。
確実なのは、
住民登録予定の自治体に事前に問い合わせることです。
帰国前にやっておくと安心なこと
将来、日本に帰国する可能性がある場合は、
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予防接種記録を必ず保管しておく
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できれば英語または日本語表記のもの
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写真やPDFでデータ保存しておく
これだけで、帰国後の手続きがかなりスムーズになります。
母子手帳があるかどうかよりも、
継続した医療記録があることのほうが重要です。
よくある質問
Q. 母子手帳がないと、日本の医療で困りますか?
A. 海外の医療記録があれば、困るケースはほとんどありません。
Q. 帰国後、必ず母子手帳をもらうべきですか?
A. 日本に定住予定がある場合は検討の余地がありますが、必須ではありません。
まとめ
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海外の医療・予防接種記録は、日本でもきちんと扱われます
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帰国後でも、母子手帳をもらえる可能性はあります
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一番大切なのは「記録がきちんと残っていること」です
母子手帳があるかどうかより、
子どもがこれまで育ってきた事実のほうが、ずっと大切です。
※
母子手帳がなくて不安だった体験談は、別記事で書いています。
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