気まぐれ薬剤師日記。

気まぐれ薬剤師日記。

とある気まぐれな薬剤師のブログです。

これを見て一人でも多くの人が薬剤師のことを知ってもらえたらいいなと思います。

専門的なことも書きますが、基本的に日記です。
気楽な気持ちでご覧ください。

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薬剤師のお給料が左右されると言っても過言ではない『調剤報酬』は2年毎に改定されます。

今回も来年4月に向けて改定内容が出た訳ですが、僕の所に入ってきている情報だと、全体としてはごく僅かに薬剤師にとってプラスの改定となるそうです。



…じゃあ薬剤師はまた儲かるのか、と言われかねないので、ここからが本筋であります。

従来の概念でいけばプラスとなるだけで、来年4月に待ち受けているものと言えば…。



…そう。
皆様にも関係してくる『消費税8%』であります。

皆様のご家庭で例えるならば、年間1万円の減税になる政策を打ち出したとしましょう。
これだけを考えれば家庭の負担が減り、怒る人なんていないでしょう。

しかし消費税増税により、1万円を減税した程度では意味がない位、家庭への負担増は目に見えています。

そこを『減税したんだからいいでしょ?』と言われたら…腹立たしく感じると思う訳です。



薬剤師バッシングが起こっている世の中ですが…

だから薬剤師に優しく…という話ではないのです。

『薬剤師自身がもっと市民の為に活躍しなければ薬剤師という職業は無くなる。』
…というのが本筋であります。



僕が完璧だとは思っていません。
でも、何とかしなければと動いているのは事実です。

薬剤師は市民に身近な存在であることをアピールし、様々な相談を受けています。

そこまでやれとは言いませんが、市民から『薬剤師は給料高いくせに薬を袋に入れるだけ』『お高くとまって話しづらい』『頼っても知識がないのか答えてもらえない』など、薬剤師に落ち度がある声を聞くと同じ薬剤師として悲しくなってくる訳です。



薬剤師免許は国から与えられたものです。
国の為、国民の為にその職務をまっとうするのが専門職である薬剤師ではないでしょうか?

真のプラス改定となるよう、おねだりばかりでなく、きちんとやることをやっていけば、国民側から自然と薬剤師に対する評価が上がり、調剤報酬に反映されるのではないでしょうか。



言葉が整いませんが、調剤報酬改定結果を得て薬剤師はもっと活躍しなければならないという趣旨のお話です。