大腿骨頸部 骨折 松葉杖 -28ページ目

大腿骨頸部 骨折 松葉杖

2014年8月3日キャンプの夜、岩場へ転落…56歳が大腿骨頸部の完全骨折から回復できるか…6年経って新たな展開に

スキーは来シーズンまで滑らないつもりでいたが…。職場の仲間をスキー場に連れて行く運転手役を名乗り出て、車で雪道を走っていくからには、少しだけ滑れるかどうか試すぐらいなら…と思って結局、自分のスキーを持って仲間たちとでかけた。

2年ぶりのゲレンデ。スキーウェアに身を固めて、スキー板を履いても特に違和感はない。緩斜面で滑ってみても痛みがあるわけでもなく、普通に滑れてしまう。

重い雪が降った直後だったこともあって雪面は柔らかかったが、ジワリと曲がる滑り方をしても股関節に異常を感じることはなかった。ただなにせ、超硬チタン製のスクリューが大腿骨に5本も刺さっている状態なので、強い力がかかればチタンだけが生き残り、骨にはヒビが入ることは予想できる。とにかく転ばないようにだけは気をつけた。

結局、昼までの4時間ほど、緩斜面を中心に滑ってみて、スキー滑走に必要なチカラには骨が耐えられることと、筋肉も特に問題ないことがわかった。最後のほうで短い急斜面のコブにも入ってみたが、なんなく滑ることができた。それでも久々に足を使う運動をしたので、太腿やふくらはぎの筋肉に疲れが来ているのはわかった。昼過ぎに上がって温泉でマッサージして足を休めた。可動域が狭くなった股関節もスキーのお陰で少し広がったような気がした。

一緒に行った仲間たちはフルに2日のスキーを楽しんだが、私は4時間の滑りで、もう十分に満足だった。駅前まで出かけて食べた蕎麦はとても美味しかったし、スキー場に来てスキーをしない贅沢もあるものだと思った。次の冬は、スクリューを抜いた足で再びこのゲレンデに戻ってこようと、温泉に浸かりながら考えていた。