抜釘手術 | 大腿骨頸部 骨折 松葉杖

大腿骨頸部 骨折 松葉杖

2014年8月3日キャンプの夜、岩場へ転落…56歳が大腿骨頸部の完全骨折から回復できるか…6年経って新たな展開に

右大腿骨頸部骨折から2年。スクリューとプレートを抜く手術をした。当初2日に入院の予定が医師の都合で変更になって4日に入院、いろんな説明を受けて夜から絶食に入り、5日の昼に手術してもらった。

今回、腰椎麻酔にプロポフォールで眠る麻酔でお願いした。眠らない腰椎麻酔は急性虫垂炎で懲りたからだ。正午に手術室まで歩いて入り、腰椎麻酔の後にプロポフォール静注で眠って起きたら1時半に手術は終わっていた。結構強めに麻酔をかけてくれたようで、最初は下半身が石のように無感覚だった。

抜いたスクリューとプレートを記念にもらったが、意外に太くて重いチタン製3本が骨頭に入っていたので驚いた。X線写真で想像したよりも大きい。それと、大腿骨幹にプレートを固定していた残りの2本はチタン製ではなく、ちょっと緑青の錆が見え始めた合金スクリューだった。これは体内に残っていたら何か起こしそうで、抜いて良かったと感じた。自分の大腿骨がいかに太くて大きい骨であるかをスクリューのサイズで実感できた。

接合術と同じ場所を切開したので、切開部は前より念入りにホチキスで縫い止められていた。迫力ある傷跡になりそうだ。痛みは麻酔がきれてから夜までは鈍く疼く感じの痛みだったが、ロキソニンで我慢できた。今日になって片松葉杖で歩行練習をし始めると蹴り出しが痛かった。それも夕方までには少し和らいだように思う。抗生剤の点滴も今晩で終わり、明日からはひたすらリハビリだと思う。

主治医からは「最低6ヶ月はスポーツ禁止」と言われたが、この感じだと1週間ぐらいで杖歩行ができて、2ヶ月くらいでスクワットも復活できる気がする。何よりも骨は外形上ちゃんと繋がっているので、スクリューの穴が埋まり、プレートのあった場所の骨と筋肉さえ復活してくれたら良いのだし。

しばらくは食べ物に気をつけてタンパク質とカルシウムとビタミンDを多めに摂取しようと思う。