はい、梨木香歩の本をまた読みました。
文字は大きいし、ページ数も少ないしすぐ読めます。これで1,200円っていうのもなんだかだけど。
読んでほしい本です。
ほんとうのリーダーを探すということだけど、答えはわかりそうですね。
これはこの本
僕は、僕たちはどう生きるかにつながる本です。
この、僕は、僕たちはどう生きるかは、君たちはどう生きるかを意識した本だと著者は言ってます。
以前に購入して読んだ本だけど、最近またなぜかはわからないけど手に取ってまた再読しようと
思ってたところでした。
そうしたら「ほんとうのリーダーのみつけかた」が発売になり、手に取ったということ。
同調圧力という言葉はご存知でしょうか?
例えば2本の鉛筆があります。
1本は長い鉛筆、もう1本は短い鉛筆があります。
この鉛筆を10人の学生にどちらが長いか答えるように言う実験。
実は10人のうち、9人はやらせで、どう見ても短い鉛筆を長いと発言する9人の後に、10人目の
回答者がどのように答えるか、という実験で、なんと疑問に思いながらも仕方なく?短い鉛筆を
長いと答えた、これが同調圧力なんです。
絶対違うとわかっても、同じように言わないといけないと思わせること。
これ、怖いですね。自由な発言はできない、そこで正しいほうの鉛筆を長いと答えたら、その勇気
をたたえるか、まだ鉛筆だからいいけど、これが人の生き死ににかかわることだったら、どうなる
でしょうか?
テレビが正しい報道をしているか、最近のマスコミはひどいものだと思います。
スポーツにしても、現場での出来事を正確には報道してないこと、この本は述べてます。
そして、自分との対話が重要だと、あまり詳しくは述べられませんが、これは
ゆづのことをモデルに書いてるかと錯覚を起こすくらい、うんうんとうなづきながら読んじゃいました。
日本人が置き去りにしたもの、羽生結弦が行動したことで、
ああ、日本人ってこうなんだよって言ってるような本です。
是非、読んでみてください。