昆虫以上に砂糖水を飲む父でしたが、お中元でいただく「カルピス」もだいすきです。
子供のおやつの時の飲み物として、お客様のおもてなしとして、あの頃は水道水で薄めて飲んでいました。
我が家はもちろん井戸水です。
そんなある日、夕食後、私たち3人兄弟は、カルピス・水の入ったやかん・コップを持ち茶の間で
それぞれが好みの濃さで、マイカルピスを作り飲んでいました。
そこにやってきたワイルド父は
マイカルピスづくりに参加しました。早速父はコップの3分の1以上ものカルピスを入れたのです。
私たちは、父の贅沢ぶりに怒り、「そんな贅沢なカルピスをつくろうとするなんて。

怒りのあまり、私はやかんの水を取り上げ、「そんなお父さんには、水あげない」と言いました。
すると父は「え、薄めないで飲んでいいの?ほんとは薄めないで飲みたかったんだ!」といいそのカルピスを原液でおいしく飲んでしまったのです。
挙句、そのカルピスを瓶ごとラッパ飲みし、もうほかの家族が飲めないようにしてしまったのです。
独り占めしたかったので。