ザリガニの鳴くところあまりに話題作で、衝撃的なストーリーということで、 レビューとか一切読まずに読み始めました。 ストーリーが芸術的で完全に文学小説でした。 著者が動物学者ということもあり、動物の本能に基づくような表現が多く、文体がとても美しい。 「衝撃的な最期」が衝撃的過ぎて、読んだ後もしばらく余韻に浸れます。 こういう本に出合えると本当にうれしい。 読書の楽しみを実感させてくれる大切な一冊になりました