こんにちは。
昨日、鮎川誠さんのギター紹介で
ギブソンレスポールの事を書きましたが
ひとつ懺悔を思い出しました。
僕が21歳の時の事。
東京に住む妹の友人が
鮎川誠ファンで、ギターを始めたいと
相談を受けました。
その時、僕の部屋には黒のレスポールが
壁に飾ってあり
なぜ飾っていたかと言うと
演奏するには耐えらないシロモノだったからで
メーカーもよくわからないギターでした。
ピックアップのカバーを外すと
ハンバッキングはシングルが2列並んでるはずが
1つしかなかったり、
そんなまともじゃないギターを
コードを覚えるためなら使えと
その彼に売ったのです。
確か、五千円だったかな、、、。
とにかくお金に困っていたとは言え
ギターを始めたいと言う人に
使いものにならないギターを売って、
まるで詐欺師。
本人は
鮎川さんと同じギター!感激です!!と
たいそう喜んでいました。
お金が届いた時、
無性に罪の意識で心が痛かった。
あの日のこと
今は交流のない彼はどうしているかな。
ギターはどうしたかな。
もしこれを読んだりしていたら
素直に謝ります。
ゴメンなさい。
もしなんならお金も返します。
でも今の五千円と当時の五千円は違うなぁ
お金の金額じゃないか、、、
人を思いやる精神の問題。
イヤな事はずっと覚えているものですね。