ニックロウ | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

ゴールデンウィーク前は色々あって

少々疲れ気味でしたが

完全にリフレッシュしました!

バーベキューしたり、スポーツしたり

動物園に行ったり、ショッピングしたり、、、

散々遊びましたが

中でも最高だったのは

ニックロウのライブ!


行く前は多少の不安がありました、、、

ニックは元気なのかな?

最近の曲ばかりじゃないかな?

アコースティック一本でさびしくないかな?

、、、、、、

そんな不安は1曲めの歌い出しから一気に吹き飛ばしてくれました!

69歳のニックは体型も変わらず背筋の伸びたノッポのままで、英国人らしい綺麗なシャツと折り目の正しいパンツに黒い革靴と意外にも小綺麗な(失礼!)な出立。
一曲終わる毎にジャーン!とストロークした右手をふり投げて、楽しげなポーズを決めてくれます。

基本的に往年のファンが楽しめるヒットナンバーから新曲(⁈)Tokyo Bay、カバーも含めた充実したステージ。

驚いたのはアコースティックギターの音。

一本だけなのにまるでバンドサウンドの様な幅の広い音。
その理由のひとつはベース音。
さすがベーシストらしく、左手の親指でベース音を押し、右手の親指でベース音を弾きながら人差し指以下で以下の弦をつま弾く奏法。

そしてストロークの強弱による押し引きとリズム。

そして何よりも魅力的だったのは歌声。

ニックは若い頃よりも遥かに歌が上手くなっていました。
それは味やテクニックが加わっただけでなく、本当に歌う事が楽しい、聞かせる事が楽しいと言うプロフェッショナルがたどり着いた完成形じゃないかと思うほどの領域に思えました。

それぞれのナンバーに関しては、また後日改めて書きたいと思いますが、これほど価値のあるステージは久々に観ました。

アンコールの時、ニックから
『When a write a book をみんなでコーラスしてねー!』と言ってたのに、客席からは蚊の鳴く様な小さい声。僕ひとりがアホみたいなデカイ声で完全に浮いてしまいましたが、あれはみんなが悪い。本当は知ってるすべての曲を一緒に歌いたかったのを我慢してあのコーラスです。

しかし良かった。

本当に近年稀に見るハイレベルなステージ。
観に行って本当に為になる、勉強になる、癒されるライブでした。

また来日する時も、何年先かはわからないですがニックロウには先を行く憧れとして追いかけて行きたいと思いました。