ジョンボーナムもニールパートも出てこないドラム列伝のように見せかけ、自分のバンドに入るシミュレーション、要するに空想ブログです。
今回ご紹介はミックエイボリー。
この顔を見て、おっ!と思う人は仲良くしたいですね。
そう、英国を代表する英国バンド、ザ・キンクスのドラマーです。
キンクスはデビュー前、なんとドラムにストーンズのチャーリーワッツが加入する予定だったのが、ストーンズにわずかの差でさらわれてレコード会社が急遽連れて来たのがミックエイボリー。
彼もJAZZ出身で、実は単純な8ビートは得意ではありません。
ただ、バンドの時代、時代に適応して成長するドラマーで、一番ハマっているのはキンクスのフォークロック時代。アルバムで言うと『ヴィレッジ・グリーン』や名盤『マスウェルヒルビリーズ』などのドラミングは絶品。上手いかどうかなんてこの際さて置き、イギリス人がなりきるアメリカンフォーク的アプローチを見事に表現しています。
更にその後、ハード路線からパンク寄りのサウンドになってもそれなりのバタバタドラミングを聴かせる辺りタダ者ではないキンキー(ひねくれ者)さを出しています。
そう考えると、僕のバンドに入ったとしても、かなりのハマりを見せてくれるんじゃないか⁉︎ と期待してしまいます。
要するにミックエイボリーは器用かつバンドのカラーを大事にするドラマーで、尚且つJAZZ出身の揺れ感と牧歌的な表現も持ったドラマーだと思います。
ただ、キンクスでもデイブデイビスとの度重なる大げんかで一時はシンバルを投げつけてデイブの頭が切れて死にかけた事もあったので、キレやすい性格は僕と合わないかもです。
ドラムにキレられるのが一番嫌いですから、、、、。( 笑 ) ⁉︎