3.リックバックラー | mizuochi & the understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

憧れのドラマーが我がバンドに入った場合を勝手な空想と上から目線で書いてます。

第三回はジャムのリックバックラー。

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僕にとってもザ・ジャムは大好きなバンドですし、ポールウェラーは憧れの存在。
音源も全て持っていますし、解散した時の無念は忘れていません。

ただザ・ジャムは素晴らしいバンドでしたがリックバックラーについては、、、。
正直なところ、あまり評価していません。

リックバックラーと言えば深胴のスネアに高速の8ビートが魅力のドラマー。
細く軽めのスティックを浅めにグリップして叩いているので、音に深さがない。
タイトと言う感じでもなく、基本的に早い曲が多いのでリズムは気にならない。間違いなく下手ではないのですが、上手いドラマーとは言い難い。
なぜか。
1小節の中で入れてくるフィルインは大抵スネアの連打、今では流行らない大きめ口径のシンバルクラッシュ、時代とは言え不必要なタムの深さ、、、。
ハイハットを早く叩くにはそれなりの評価ですが、若い頃はそれでも良かったのですが、以降にポールウェラーが声掛けしなかった理由はその辺にある気がします。
全くの対極にあるドラマー、スティーブホワイトがスタイルカウンシルのオーディションで選ばれた基準はリックバックラーと真逆が選考基準だったのでは?と思える程です。

もしもザ・ジャムにスティーブホワイトの様なドラマーが居たら、これはこれで初期の成功はなかったかも知れませんし、長くプレイしていたかも知れません。

たらればばかりですが、僕のバンドに今、当時のリックバックラーが入って来ても合わせたい曲が思いつかない。
僕が10代の頃なら別ですが、リックバックラーにミドルのロックンロールは合わないでしょう?
そんな気がします。