こんにちは。
人は昔から自然を崇拝する心を誰もが持っていて
山や川、海などから風や雨といった自然現象にも想いを寄せています。
古くは人間が人間になる前からその足跡を見る事ができ
如何に人は弱く、自然は偉大であるかを感じながら歴史が流れています。
僕に宗教心みたいなものがあるとすれば、それは幼い頃から確実に持っていた
自然崇拝の心です。
普段の生活から自分には到底太刀打ちできない事などが起こった時に
自分の目で見える範囲の偉大な自然にお願いしたり
(山が見てるよ)(海が怒ったよ)など、何も起こっていない時にも
予兆として感じたりしていました。
これを称してアニミズムというのですが
昨年亡くなった母にその傾向が強く、彼女は花が枯れていたりするのを見るだけで
随分と自分も苦しくなるような人でした。
そんな彼女が生前に、愛犬の散歩道で花や草、木などに話し掛けていた事は以前に書きましたが
自分よりも先に亡くなった人として名前を付けて語り掛けていた木に
「家族の木」というものがあって、僕も東京へ行く度に犬を連れて訪れます。
亡くなった日から駆けつけて四十九日までは悲しく映った木ですが
前回の東京で観た家族の木は少し印象が変わっていました。
自然なので変化する事は当たり前なのですが、先日東京に住む妹が送ってくれた写真を見て
驚きました。
木がイキイキとして、笑っているように見えました。
僕の気持ちの問題も影響しているとは思いますが、なんだか良い事の様に思えたので
みなさんにも見て貰おうと思いブログに書いてみました。