こんなプレイヤーがいた!うどんジャーニー | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

とうとう安保法案が通ってしまいました。

多くの国民の声を踏みにじり

戦争に向かって突き進んで行きます。

こんな政権を放置して良いのでしょうか。

諦める前にやる事がありますよ!


さて、前回に紹介したバンドマンの話しは

少しヘビーだったかも、、、。

さて、次に紹介するプレイヤーはギタリストです。

みなさん、ジャーニーはご存じですか?

1980年代、2代目ボーカルのスティーブペリーが加入して一気に
人気を博したアメリカのハードロックバンドです。




タイトルはそこから来ています。

うどん?

ま、追って順に書いて行きます。


うどんジャーニー①

彼も又、幼馴染みで小学校からの友人でした。
背が高く、頭が大きく、とても優しい性格で、サッカーチームのキャプテンでした。

???

いや、全て事実ですが、こんな風に書いたら
ちょっとイイ感じのカッコイイ人物を想像しますよね、、。

背は高いは事実。

頭が大きいは、頭も大きいですが、バンドを組む頃にはパーマを当てて
アフロ?じゃないけど、オバサンみたいなヘアスタイルで大きかった。

とても優しいも事実そのまま。

サッカーチームのキャプテンも事実ですが、小学生の時の話しで
僕らの小学生チームは指導者が徹底したスパルタ式で、
有無を言わせぬ恐怖政治以外の何ものでもなかった。
そんなチームでキャプテンを決めるのは選手でと言われて
恐ろしいみんなは当たり前の様に誰も成りたがらない。
なれば殴られる回数が増えるのが目に見えていたからですが
そんな中、心の優しい彼にみんなは押し付けて、キャプテンとなった訳です。
言わば、名誉あるイジメですか、人身御供ですね。

そんなエピソード一つを取っても
彼が如何に大人しい、優しい性格だったかが分かります。

趣味は釣り。

ある日、僕らの中で一時的に釣りブームが来て
元々釣り好きだった彼と一緒に行った事がありますが
池に釣り竿を垂らしているだけの暇さが僕には耐えられず
竿で池の水面をピチャピチャし、揚句に石を投げだしたら
普段大人しい彼に、言われました。
(、、、、やめときや。)
当然、そんな事ではやめません。
ただ、面白くないので、彼が釣ったフナを1匹拝借して
無理矢理僕の釣り針に食いつかせ、池に放っては引き上げ、
(やったー!連れた!)と疑似体験をしていたり
横にある溝の上方からアミで堰止めた下方へそのフナを流して
(逃げられると思ったか!)など、彼が釣ったフナの虐待をしていると
とうとう彼に怒られました。
(そんなんするんやったら、帰れ!)

普段からこんな風に何かと彼を怒らせていましたが
次の日に引きずる事もなく、気の優しい彼は友達でした。

中学生となり、ギターブームが来ると
僕は家にあったガットギターで練習し、憶えたコードだけで弾ける様に
オリジナルを作り出し、バンドを結成する事にしました。
その時、彼は驚いた事に、誰も周りで出来なかった
ギターを指でつま弾くアルペジオ奏法をマスターしていて
夕焼けのドブの横で、「若者たち」を、か細い音で、自慢げに演奏してくれました。

♪きみのぉ~ゆくぅみちはぁ~

消えるような小さな声でつぶやいた彼。

ウチのバンド(バンド自体が何かもハッキリしていませんでしたが)の
リードギターに決定しました!

みんなに囃し立てられて
鼻の下を人差し指でこすり、漫画の様に「エッヘン!」と自慢していました。
キャプテンになった時と全然違って、すごく嬉しそうな顔でした。


(つづく)