キンクスの
「最も英国的なバンドがアメリカに媚たシリーズ」その5です。
アメリカでの盛況と私生活の充実。
レイディビスの人生でもかなりバラ色の毎日だったような、、。
しかし、盛者必衰の如し。
暗雲が立ち込めて来ました。
ワードオブマウス
1984年のアルバムです。
冒頭にも書きましたが、レイはクリッシーと別れる事になり
ゴタゴタの中アルバム制作を進行していました。
私生活もそんな状況でしたが、輪を掛けてバンドでもゴタゴタが。
元来仲の悪かったデイブデイビスとドラムのミックエイボリーが最悪の状態となり
アルバム制作途中にも拘らず、ドラマーは脱退してしまいます。
残ったデイブの方も3曲のレコーディングには参加せず、メンバー、楽曲共に
トータル性のままならないアルバムとなってしまいます。
キンクスと言えばロックオペラの時代からトータルアルバムの制作に定評があっただけに
全体を通してのテーマや統一性の欠けた、非常に残念な仕上がりです。
ただ、1曲目のドゥイットアゲインでは日常のやり直しを歌い、
ワードオブマウスでストーンズに対抗し、
ゴーイングソロではクリッシーとのお別れの決意を歌って
包み隠さない心情が端々に現れた、ある種レイには貴重な楽曲揃いです。
バラバラではあっても、それぞれの曲の出来はハイレベルで
アメリカ意識の集大成、その後。みたいな印象ですが
このアルバム自体はキンクスらしくはなくとも
時代に沿った良いアルバムではあります。
、、、、、。
可愛そうなレイディビス。
「ひとり、一人ぼっちで、生きて行く~」
そんな歌、歌うか?
あの歳で、、、。
余程辛かったんでしょうね、そして、知らせたかったのでしょう。
うん、うん。
そして、このアルバムを最後にアリスタとは契約が切れてしまいます。
レイディビスの人生でもかなりバラ色の毎日だったような、、。
しかし、盛者必衰の如し。
暗雲が立ち込めて来ました。

ワードオブマウス
1984年のアルバムです。
冒頭にも書きましたが、レイはクリッシーと別れる事になり
ゴタゴタの中アルバム制作を進行していました。
私生活もそんな状況でしたが、輪を掛けてバンドでもゴタゴタが。
元来仲の悪かったデイブデイビスとドラムのミックエイボリーが最悪の状態となり
アルバム制作途中にも拘らず、ドラマーは脱退してしまいます。
残ったデイブの方も3曲のレコーディングには参加せず、メンバー、楽曲共に
トータル性のままならないアルバムとなってしまいます。
キンクスと言えばロックオペラの時代からトータルアルバムの制作に定評があっただけに
全体を通してのテーマや統一性の欠けた、非常に残念な仕上がりです。
ただ、1曲目のドゥイットアゲインでは日常のやり直しを歌い、
ワードオブマウスでストーンズに対抗し、
ゴーイングソロではクリッシーとのお別れの決意を歌って
包み隠さない心情が端々に現れた、ある種レイには貴重な楽曲揃いです。
バラバラではあっても、それぞれの曲の出来はハイレベルで
アメリカ意識の集大成、その後。みたいな印象ですが
このアルバム自体はキンクスらしくはなくとも
時代に沿った良いアルバムではあります。
、、、、、。
可愛そうなレイディビス。
「ひとり、一人ぼっちで、生きて行く~」
そんな歌、歌うか?
あの歳で、、、。
余程辛かったんでしょうね、そして、知らせたかったのでしょう。
うん、うん。
そして、このアルバムを最後にアリスタとは契約が切れてしまいます。