リッケンバッカーギターヒーローの第3回です。
360、325と来たら330でしょう!
Rickenbacker Guiter Hero③
ポールウェラー

ポールウェラー。
再び登場しちゃいました、、、。
先日にThe Jamのシリーズが終わったところにも拘らず。
本音を言えば、ピートタウンジェントと悩みました。
リッケンバッカー330を二人とも使用していましたので。
しかし、リッケン愛という点において、ピートおじさんより
ポールの方が上だという結論に達し、ご登場頂きました。
理由?
330に限らず360も使用しながら、ピートさんはこの頃
ギターを破壊する事にひとつの美学をお持ちになられて
我々の憧れであるリッケンを何本とぶっ壊されていると言う点と
さらにはギブソンSG、レスポール、フェンダーテレキャスター、
フライングVなどなど、、、ピートさんにコダワリは左程なく
むしろリッケン時代の方が短かったという2点においてです。
さて、ポールウェラーですが
The Jamの時代はほとんどリッケンバッカー330を使用しています。
赤、黒、チェリー、サンバースト、ペイントしたものなど数え切れません。

サウンドについてはかなり明確で
エフェクターなどはほとんど使用せずアンプをフルテンで
力一杯掻き鳴らせばポールサウンドに近づきます。

昔読んだ雑誌の記事、確かThe Jamの来日特集か何かですが
ポールはギターは改造しているかと聞かれ
「知らない」と答え、エフェクターは使っていないと言い
更には「ギターは曲を作る道具だ」と言い切り
なぜリッケンバッカーかという質問には
「カッコイイから」と、素直に答えています。
ただ、レコーディング時においては1テイクに2チャンネルでギターを
振り分け、更にそれを4回重ねるとの事。
つまり、8チャンネルのギターが同時に鳴るという録音になります。
それを力任せにストロークすれば、あのアツいジャムギターに
なるんですね。
リッケンバッカーをテーマに書いているブログとしては
ポールウェラーのご意見はいささかチープな気もしますが
難しい事は無しで、リッケンバッカーをかき鳴らしたら
それなりに形が付くと言う見本ですね。
それよりもポールの意見で納得は
リッケンバッカーは見た目がカッコイイ。
これに反対する人はリッケンバッカー自体がキライでしょう。
僕もそうですが、このギターの最大の功績は
間違いなく《デザイン》です!