Rickenbacker Guitar Hero② | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

昨日から始まりましたリッケンバッカー・ギター・ヒーロー。

僕の独断で選んでいる関係上どうしても偏りがちではありますが

リッケンバッカーという切り口で選んだ場合

やはり330、360/12が多くなる傾向にあります。

それでも代表的なモデルである325、ショートスケールとなると

この人しかいないでしょう。

Rickenbacker Guiter Hero②
ジョンレノン



ジョンレノンの使用するリッケンバッカーは325ショートスケールで
ネックが短い。一見するとソリッドモデルに見えますがホールがないだけで
中は空洞です。写真でもわかりますがブラックのカラーは後でペイントされたそうで
元はナチュラルカラーだったそうです。さらにツマミ類をヘフナーのタイプに交換。
3基あるピックアップの真ん中は配線も外してあるとの事。
「オールマイラビング」の3連ストロークの、あの音です。

ネックが短いのに、それほど小柄でなく華奢でもないジョンが
Fフォームのハイコードをがに股気味に身体の真ん中で
リッケンを抱え弾いているスタイルはインパクトが強かった。

イメージとして、ビートルズはポールが左利きな事もあって
ジョージと一つのマイクでコーラスをして、ジョンは仁王立ちで
リードボーカルを取るという絵面が定着していて
世界中の人に(バンドって、あんな感じ)という印象を与えていると思います。
そんなビジュアルの中で鳴っているのが、このリッケンバッカー325。



改めて見ると、(いや、昔からですが、、、)
誰が見ても、ジョンのギターに他ならない。
逆に、ジョン以外が使っているイメージが全く湧かない。

実際に、このショートスケールを使用している他のミュージシャンを
僕は知らないです。
サウンド面においてもリッケン→VOXアンプという
最強コンビで、330や360のセミフォローボディの穴開きタイプとは違った
更にザキザキな硬く尖った音質はストロークを繰り返す事で
コードワークが立つというリズムギターサウンドを確立しています。

まさか僕がビートルズのジョンの、このギターを語る事になるとは
誰が予想したでしょう。
それでもリッケンバッカーを世に知らしめたということでは
ジョンの326シュートスケールはリッケンバッカーを語る上では
外せないという事で、僭越ながら書かせて頂きました!

ビートルズフリークの皆様、何か間違っていたらご指摘ください!
お手柔らかに、、、、。(笑)。