このシリーズも4回目になりました。
ようやくテーマの「バンドの思い出」らしくなってきました。
今回は特に髪型についてです。
その4
「髪型」
今でこそツーブロックなんて髪型が流行り
耳の上をカリアゲた野郎が沢山いますが
僕は30年前にモヒカンカットにしていました。
理由はThe Clash のジョーストラマーがやっていたからです。
カッコイイかどうかなんて関係なかったです。
気迫を感じたからです。

実はこの頃、バンド仲間に散髪屋がいて
理容師になる為の実験台として何度か散髪をしてもらっていました。
彼もThe Clash 崇拝者でしたのでオーダー即OK !と言う感じでした。
余談ですが数年前、ウチの息子が近所の散髪屋で「ソフトモヒカン」と注文した時
散髪屋のオヤジが全然理解できず、細かく形を説明すると
「そんな髪型はない!!」と一刀両断されたそうです。
確かにその頃はサッカーのベッカムがそのヘアスタイルで話題にはなっていましたが
世間的には一部の人しか知らない状態で、僕がモヒカンをした時も
もし、近所の散髪屋でオーダーしたらアホ扱いされたと思います。
この頃は散髪屋の友人のお蔭で色々と髪型を試しました。
モヒカンの時は大学のみんなに心配されましたが
チェッカーズのフミヤみたいにした時はなぜか男にカッコイイと褒めてもらい
オールバックにした時は怖いと誰も近づかない状況でした。
ただ、ほぼ同時期にThe Jam も好きになり、モッズファッションにも傾倒して行きます。
初期Jam の前髪が極端に短い髪型は、やればやるだけバカゴリラに見えて
「あ、そうか!顔立ちがまるで違うんだ!」と気付くまで何度もトライしました。
あのスタイルが似合うのは余程のルックスでなければ無理です。

とにかく髪型は想像する理想だけではフィットせず
やってみて、髪質を吟味し、出来る範囲を決めて
顔立ちから組み合わせて自分が納得できるまでトライするしかない。
あまり周りには気付いて貰えませんが
実は今でも時々違った髪型にしています。
バカですね、、、。
しかし、そんな事にチャレンジできるのも
髪の毛があるからこそ。
そう言えばポールウェラーが言っていました。
(髪の毛がなかったら今ある成功はしていない!)
アタマの寂しい皆様、どう思います?
やっぱり悪いヤツですね、ポールウェラー(笑)。
でも、その意見にロバートプラントも同調していたそうですよ、、、!?
(つづく)