1枚、1曲、1フレーズ。「In The Cityのイントロ」 | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

「こだわり」って大切ですよね。

例えば身だしなみ。

別になんでもええねん!ってなったら

本人はいざ知らず

傍から見ればだらしなく映ったり、汚く見えたり、

少なくとも良い印象を与える可能性が低くなります。

また、仕事や遊びでも「こだわり」がなくなったらダメですね。

右から左へ流しているだけでは

存在価値さえなくなってしまいますよ。


1枚、1曲、1フレーズ
その3
「In The Cityのイントロ」

今日のこのコーナーは細かなこだわりです。
僕は、このブログでも何度もリッケンバッカーについて書いていますが
そこまで気に入ったのは、やはりこの人の使用からです。

The Jam / Paul Weller




この人のリッケンバッカー330の音が出したくて
アンプやエフェクター、ケーブルや弦も含めてああでもない、こうでもないと
試行錯誤していました。
もちろん、Vox のアンプがあれば近道なんですが
例によって、せっかく手に入れたVox アンプは盗難事件でなくなってしまい
今ほど簡単に手に入らなかったのです。
(僕が貧乏という根本的な問題もあってですが、、、。)
つまり、持っている機材で何とか近い音づくりが出来るかをチャレンジしていたんですね。

まぁ、そんなことは誰でもやるんですが
何度も何度も音の確認をするのに
「In The City 」のイントロを繰り返し聞きました。
理由はギターストロークのみで始まるこの曲が一番手っ取り早く
明確だったからです。

何度も何度も繰り返すうち、この音は脳裏にこびりついてしまいました。




ある日、家の大切なコンポが故障してしまい
買い替える事になりました。
僕はモノを買うのは大好きですが、やたら衝動買いをしたりはしません。
特に音や車など、下調べをしっかりやって、機能・特長を競合と比べ、価格を調査し
デザインを見比べ、実際に店に行って店員と話し、見積もりを取り、最終は絞り込んで
購入します。
当時、コンポはまだまだ音響機器の売れ筋商品で品数も多く
同じ価格帯でメーカーごと比べられる商品でした。
スペック等はあまり変わりませんが、実際に聞き比べると随分差がある事がわかりました。
その差は音、音質です。
店員おススメの音源で聞かせてくれるのはイイのですが、差が分かりにくい。
そこで思い出したのが「In The City」のイントロ。
後日、おすすめのコンポで聞き比べました。
驚く程差がありました、ちょっと衝撃でした。
最終的にはパイオニアのプライベートという機種にしたのですが
各社、独自のチューニングをしているようで、よくもあれ程差があるもんだと感心しました。

それ以降も、事あるごとに「音」の機器で基準を比べる場合は
「In The City」のCDを持って比べています。

みなさんもウソだと思ったら、お馴染みのCDを持って聞き比べてみて下さい。
思っているより、かなり差があって愕然としますよ。きっと。