Best Player Bass 5 Jean-Jacques Burnel | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

今日で7月も終わりです。

また台風が2つも近づいているようですが

沖縄のみなさんはじめ、ご用心下さい。

大阪はいつも助かっているだけに

本当に災害がやってきたらエライ事になりそうで怖いです。

ただ個人的には、台風や大雨などが来た日に川の激流を観るのは好きです。

みんなにバカと言われています。

昨日に久々のBest Playerでギターを取り上げ

いつから書いてなかったかな?と思ったら3月でした!

じゃ、ベースも書いておこう!となって

誰にしようかと思った矢先、

「お前がジミーペイジを語るな!」とのお叱りを受け

では、この人なら文句ないでしょうという事で、、、。


Best Player
Bass 5

Jean-Jacques Burnel



ジャンジャック・バーネル。
Favoriteのシリーズで随分前に取り上げたストラングラーズのベースです。

パンク勢の中でもどこより早く活動を開始し
ある意味、最も過激で、英国勢の中では珍しく(?)知的な存在でした。

名前の通りフランスの移民。
大学を2つ卒業し、三島由紀夫に傾倒した空手家。
親日家で、空手繋がりからARBのサポートメンバーとなった事もあります。

ジャンのベースは重い。
確かめた訳ではないので予想ですが、
アンプのチューニングはいわゆるフル10だと思われます。

ただ重いだけのベースが特徴ではなく
彼は確実に意識したラインを弾きます。
その感覚はクラッシクギターが基礎となり
グリーンフィールドのキーボード、ヒューのギターと独自の世界観を作ります。

音楽的なセンスもさながら
空手だけでなく、バイクの愛好家でもありトライアンフを
コレクションしていたそうです。



いつもクシを入れていない中途半端な長さのヘアスタイルに
基本的に黒いダブルの皮ジャンか黒いシャツ、時には黒のアミシャツなど
スリムのジーンズに合わせて着こなしています。
これがまた似合っていて、初めて見た時から印象強かったです。

ただ、発言している内容に
あまりにも三島由紀夫の影響が強く
それは違うだろ?と思う事もありますが
イングランドにおけるフランス移民の意識感から来る
日本におけるアメリカナイズされた民族意識の低下には共感する所もあります。


なんだかベースプレイの事は少なかったですが
僕が選ぶベストプレイヤーでは
この人くらいカッコイイ!と思ったベーシストはいません。

あ、ポールシムノンもいた。

でも、ポールは基本的にリズム感だけで弾いちゃうベース。
カッコイイのはカッコイイですけどね。

ほとんどまともに弾けないシドとは雲泥の差かな、、、。

あ、パンク勢偏っていますね。
スミマセン、、。