My favorite 83 「ロックンロールギター」Chuck Berry | mizuochi understanding

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ロックンロールバンドのブログです。

こんにちは。

My favorite シリーズ、前回のビートルズは3回やって

ようやく83となりました。

ビートルズの後なんで、それなりの人でないとという事ではないですが

やっぱり大御所となってしまいました。

My favorite 83

Chuck Berry



ロックンロールの創始者を一人だけ選ぶとすると彼になるそうです。
今年の10月で88歳を迎え、いまだどこかで演奏している(との噂)
超人ロックンローラー・チャックベリー。
若かりし頃はワルくて、車盗んで捕まったりしてます。
しかしそんな昔の話しはどうでも良くって
彼がいないとロックンロールは、というかロックンロールギターは
随分と変わってしまった可能性もあります。
と言うのも、ロックンロールを始めたギタリストはみんな彼のリフを練習します。

バレーコードを抑えて小指だけ動かす例のアレです。
ジョンレノンもキースリチャーズも練習しました。



お二人とも、チャックの崇拝者です。
ロックンロール大好きな二人が彼を取り上げ
チャックベリーは更なる躍進を遂げます。

このギター、僕も練習しました。
今でも何分もやり続けると小指が痙攣してきます。

それでも、このリフは弾いていて楽しい。
世界共通のロックンロールリフです。

実はあまり触れられていませんが、チャックベリーの詞は結構良いですよ。
ノホホンとした世界感の中に社会的メッセージが込められた
まさにロックンロール・ワーズです。
かの有名なジョニーBグッドなんか一つの物語としてとても好きです。

(田舎者のジョニーは勉強も習った事はないけどベルが鳴る様にギターを弾く)
(木の下で機関車に合わせてギターを弾いて、みんな立ち止まって聞いていた)
(母親は「きっと立派なバンドリーダーになって、みんな聞きに来るよ、看板にも今夜ジョニーBグッド!ってね」)
《ゴーゴー、ゴージョニーゴーゴー!》

なんか、いいでしょ?
黒人にとって厳しい時代に
ギターで夢を叶える若者の物語。
お母さんは息子が立派になる事を信じている。

いつの時代も
若者の夢と母親の愛は不変なのです。

、、、、、、。

と、言いながら僕は最初に聞いた「ジョニーBグッド」は
なんとジョニーウィンターのバージョンでした。
あの真っ白ブルースマンの超絶ギターのジョニーBグッドも強烈な印象でした。

とにかく、僕がバンドをやり始めた頃
知らないバンドとセッションといえば「ジョニーBグッド」でした。

逆に「ジョニーBグッド」を知らないと中には入れない。

それだけに
「俺、ジョニーウィンターバージョンなんで、、、」とか言うと
「オー!!」ってな感じでハクが付いたものです。

ちゃんと弾けもしないのに、、、、!?