遠くから撮った写真の木の側近くまで行って、写真を撮りました。

遠目では何の木だか良くわからないのですが、近くで見るとお馴染みの葉っぱの形でヒイラギと解ります。ヒイラギは漢字で書くと柊。

素敵な字です。木の名前の漢字って、なんとなく素敵に見えるのは私だけでしょうか。

 

さて、このヒイラギ、英語では ”holly” なんですが、実は最近まで、これが、Happy Holidays! の”holy”と違うことに気づきませんでした。よく聞くと(よく聞かなくても)holyとhollyは違うんですけど、この木の名前を覚えた時、何と言っても、クリスマスのデコレーションに良く使われる木ですから、holyと、勝手に勘違いしてしまったようです。

 

よくあります、英語を覚えるときの、こういう勘違い。

 

ついでに発音について書いておくと、holyは(無理してカタカナで書くホォリィ)でhollyの方はHollywoodでお馴染みのハに近い発音です。

 

ここで、気になる私は、本当にhollywoodという木があるのかと思って調べてみたら、ありました。西海岸のあたりに生えている木でhollyと同じような赤い実がなる木で、葉っぱにはギザギザが無いんだって、。セキセイインコ黄

 

さて、hollyが日本語でヒイラギというのは私もよく知っていましたが、wikiでhollyを調べてみると、多言語が60もあるのに、日本語が無いんです。それで日本語wikiで調べてみるとちゃんとヒイラギがある。それを英語で見ると、hollyには繋がらない。

 

なぜかと言うと、違う木だったんですね~、これが、、。黒猫

日本のヒイラギはモクセイ科、モクセイ属で、西洋ヒイラギ (holly) はモチノキ科なんですって、。

本来の日本の柊、中国でもそうらしくて、chinese hollyと呼ばれていますが、本当は、実は青紫で、熟すと暗紫色になるんだって、。

 

でも、日本で見る柊の実の写真って赤いですよね。

あ、そうなんだ、赤い実の柊がやっぱりかわいらしくて、輸入されて、それが根付いてるんだ、って勝手に思いました。

 

モチノキ (Ilex) というのは、私は知りませんが、モクセイ (Osmanthus) は金木犀で有名です。

北海道で生まれ育った私はこのキンモクセイを知らなくて、あるときとっても良い香りのする花木に出会って、これは何?と思ったんですが、そのとき一緒にいた友人がキンモクセイだと教えてくれたんです(多分)。小説、詩、歌などによく出てくるあのキンモクセイでした。

 

今年の夏頃、「何か新しい香りのものが出てるかなぁ」と思って、隣の市にあるLoccitaneに寄ると、Osmunthusというのがあって、「なんだこりゃ」とは思いましたが、香りも悪くなかったのと(凄くいいというわけでもない)、なんといってもLoccitaneには珍しいオレンジ色を使ったパッケージだったので、高かったけど、ハンドクリームを買いました。

 

家に帰って調べてみたら、Osmunthusはモクセイだったわけです。と言われても、キンモクセイってこんな香りだったっけ?という感じです。この osmunthusという新しい言葉、覚えないだろうなぁと思ってたんですが、さすが、何回も見るうちに脳に焼き付いてしまいました。

やっぱり私にとっては視覚で覚えるのが簡単なようです。

 

Hollyに関しては、おしゃべり好きの私は、まだまだ話題がありますが、今日はこの辺で、。ハムスター

 

 

 

Holly