今までお会いしたミュージシャンの方で、何とも言えないオーラを感じた人がいる。
照井利幸さん。
あれは、もう12年位前の事で最初は、池尻のリハーサルスタジオの入り口。
路地の向こうからやたらと細くオールバックの男性が歩いてくる....それが照井さんだった。
当時、俺が働いていた西麻布のBARでBJCの写真展をした事もあって、路地で二人立ったまま、お話しをさせて頂いた。
ライブとは違い、とても柔らかなイメージを感じた事を覚えている。
二度目は、そのBARへBJCのライブ打ち上げにメンバー、スタッフでいらした時。
前回お会いした事を覚えていてくれて、席に座り酒を飲みながら音楽の話や、同郷出身でもあるので昔のローカルなバンドシーンや、名古屋のロックシーンなどを話した。
その時、強く感じたのは
とても物腰は優しく柔らかなのに
強烈な鋭さ感じた事
目の奥が、今までに見た事の無い、静けさと熱さを持っていた。
「名古屋モンは、頑張らんとね...頑張れよ。」
その言葉が、生意気盛りの自分の中にスーッと入っていった。
久々に照井さんのステージが見てみたくなってきた....
あのベースが、また聞きたい。
尊敬するミュージシャンの一人です。