創立100周年記念《アクティブ学園史》その405 | 松尾欣治のブログ

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価値というのは、仲間内で発見することは困難である、不可能に近い。

石炭の中にダイヤモンドがあっても、組成は炭素で同じ。

武者小路実篤の《新村堂》と清水安三の桜美林学園とによって基本型が抽出された。

ダイヤモンドである。

だれが認めるだろうか?

だれも認めない。

価値は武者小路の《新村堂》にも、清水安三の《桜美林学園》にも無関係に生まれている。

だから、ダイヤモンドなのである。

抽出したのであるから、抽象が行われると同時に、捨象が行われている。

石炭は排除されているのである。

秋の夜寒、石炭ストーブは有り難い。

「さて、ダイヤモンドでも燃そうか、寒いから」

アリストテレスは、砂漠で迷えばコップ1杯の水と、ダイヤモンドと、どちらが価値があるか?と問うた。

ダイヤモンドの価値と秋の夜寒。

そもそも、仲間内とは、インターネットの時代に成り立つものなのだろうか?

個人は、どこにいる?

世界に分散して、

個人も仲間内も希薄化すれば、空飛ぶ人間となるが、

個人は電子のごとく、

仲間内は分子のごとく、

地球は試験管のごとく、…。