お久しぶりです生きてます!!
お知らせごとなのですぐ更新しようと思ってたんですが、思っただけでした



07/16、07/18の2日間 それぞれ静岡と東京で行われた「はるかぜ」さんのワンマンライブ
これを皮切りに発売されたニューEP「向こう側」の制作のお手伝いをしました

 

お話をいただいたのは2月の末のこと
提示された納期が自分の制作ペースからすると短めだった上、僕がしばらく真剣な音楽制作から距離を置いていたので(作った曲が全部くそに見える病)……できるかどうかめちゃくちゃ不安だったのが正直なところ
でも古くから僕の音楽のファンでいてくれて、かつ僕もはるかぜさんの音楽のファンですからこれは頑張らにゃダメでしょう!ということで承諾しました

あーでもないこーでもない、でもはるかぜさんに録音機材を送って録音してもらうスケジュールを考慮するとここまでにはオケがないと死んでしまいますね、等々苦悶しつつなんとか仕上げられた次第……結局いろいろあって〆切が伸びたりしたことで間に合わせられました!



M-1,2は僕がアレンジを手掛けたバンドアレンジ、M-3,4ははるかぜさんの弾き語りとなっており、全曲のミックスとアレンジをやっています 特に苦労したアレンジ面の感想をつづります


1.鏡
僕がミックスマスタリングをした2ndEP「ああでこうで」に弾き語りで収録の曲

まずイントロのピアニカが頭の中で勝手に鳴り始めて「ぼうけんのはじまりだ!」みたいな雰囲気が合うのでは?とスタート

 

ピアニカだけだと軽めな印象がありシタール、マリンバ、トルコの楽器であるズルナを同フレーズで重ねてみました
「特にアレンジ後のイメージがないので好きにやっちゃって(意訳)」とのことでしたから、ライブの再現性をひどく軽視したイントロです!

あとはまぁ右往左往しつつ感覚で……ずんずん進んでいくぞ!ウォーって感じを出すことができればなぁと作りました
僕はとにかくthe band apartやUNCHAIN、KEYTALKなどの弾きまくるリードギターの影響を受けすぎていますので、アレンジ案件でも弾きすぎてしまいました でもはるかぜさんが幸せならOKです!
ボーカルも再録されているので弾き語りバージョンとの聴き比べが楽しいかもしれません!



2.いつか

僕が昔作った「微熱」という曲を気に入ってくださっているようで、その感じでとオーダーを頂き制作


方向性が決まってましたからあんまり迷わず作れた記憶があります……もちろんYouTubeやラジオに向かって現実逃避しながらね、逃げるってすごく大事
各Bメロの、突然クリーンエレキギターがLRに出現して繰り出されるハモりアルペジオが気に入ってます cinema staff的なギターの絡みが似合いそうだったんですね

この曲ではちょこちょこ原曲のコード進行をまるっきり変えるリハーモナイズというのをやってまして、2番Bメロと落ちサビがそれです
不安とか曖昧な感情の機微がリハモで現れればいいと思ってのアレンジです……とか言ってみたいんですが殆ど響きが気持ちよかったからやっただけみたいな、ね?あるよね?あるのよ、そうあるある

色々変えちゃったことによりはるかぜさんの演奏が間に合わず、この録音では僕がアコギを弾いてます(:D)rzスマヌ ライブで演奏する際は本バージョンでやるみたいなことをおっしゃってました!



今回全曲ベースがプログラミングです 当初は自分のベースで録音するつもりだったのですが、フレット音痴にでもなってんのか調子が良くなく、ちょうどセールで売られていたMODO BASSを購入して使用しました
めちゃくちゃ細かくプログラミングができる分こだわりだすとまぁ時間が溶ける溶ける……いい感じで鳴ってるのではないでしょうか!

 

 

 

書きたいと思ってたことはだいたい書けたと思います

とにもかくにも今回お声がけいただけて大変光栄でした こんな音楽やってるんだかやってないんだかわからんもんにね……繋がりというものが輝いて見えます ありがたいことです

久々ちゃんと創る作業と対峙できましたし、自分の創作にも還元したいところです

 

流行病が疎ましい昨今です みなさんなんとか生きていきましょう!!終わり!!!!!!!

今年は初音ミク作品としては「微熱」「sukima」「アカボシ

starchotsとしては静岡のSSWはるかぜさんと共作した「humming」を発表

ギター演奏・アレンジでボカロPであるToreroさんの「Fuse」に参加

などなど例年に比べると大した活動内容だったのではないでしょうか

とは言えまとまった作品が制作できなかったので来年は新譜を作ってボーマスとかに参加したいものですね!

 

活動内容の充実もさることながら機材の変化もすごかった なのでここにまとめておこうと思います

 

1.オーディオインターフェイス「RME Babyface Pro」 約9万円

4月に購入 詳しいことはこちらへ

趣味レベルの制作にはもはやオーバーキルなのではないかと思うような高級I/F

それまで使っていた「TASCOM US-2x2」とは流石に音質に差がありすぎる

パンの精度がすごすぎてモニタースピーカーを買い替えたのでは??と錯覚してもおかしくない

Babyface Proをコントロールする「TotalMix Fx」の操作が小難しかったけど慣れればこっちのもん

 

2.アコースティックギター「YAMAHA A3M ARE」 約10万円

11月に購入

中二のころに買ってもらったアコギをず~~~っと使ってきて、「そろそろいいやつ買ってもいいんじゃないでしょうか……?」と思ったため様々なメーカー・モデルの試奏をした結果購入

単純に音がくそいいな~って思います 音の密度感というか、一音一音の太さがいい エレアコとしても使えるのでいろいろ試していきたい

まだ音源には使ってないのでいずれ大活躍させる!

 

3.モニタースピーカー「iLoud Micro Monitor」 約3万円

12月に購入

アコギとほぼ同じ理由 2012年に買ったFOSTEXのPM0.4nを長らく使ってきて「そろそろ以下略」で購入

めちゃくちゃ高いグレードではないですが出音はすごいと思います 素直 リスニング目的でも楽しく聴けるんじゃないかと

 

他にも有償プラグインなどもいくつか買ったので音楽にかなりお金を捧げた年となりました 来年しっかり反映させたい

長文のブログを書くのが年々つらくなってきたのでここいらで終了!よいお年を!

 

sukimaの投稿からわずか約2か月半で新曲!!すごい!!!

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アカボシ

作詞・曲 編曲 タカヒロ

風待ちのひととき 波音なぞって
ふらふら歩いた道 愛しい平熱の日々

目覚めるたび角の取れていく陽の光
呼び止めたって聞き入れはしないのさ
だからいま

彼方に灯るアカボシ 胸の奥撃ち抜いた
また子どもの心で集め始めるの
いつかきらめく 夏のひとかけら

文字化けの昔話 それはそれで笑えて
ふにゃふにゃくたびれても 愛しい平熱の日々

黄昏時 夜は日増しに冷えていって
手を伸ばしても振り向きはしないまま
過ぎ去っていく夏

東の空にアカボシ 蝉の声はどこかへ
またさみしくなるけど集めたかけらは
きらめいている

さよなら真夏のアカボシ 胸の奥手を振った
また子どもの心がさわぎ始めたら
どうか迎えて とびきりの平熱で

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アカボシというのは明星を指しており、その正体は金星
日没頃に最初に見える「一番星」はたいてい金星なのだそう(木星の場合もあったりする)

夏をもっと楽しみたいけど終わりが絶対来る、毎日灯る一番星から一日の幕引きを告げられ急かされつつも、季節が過ぎてもさみしくならないようにかけらを集めまくるぞ~!っていう曲(ハイパー要約)

iPhoneのボイスメモに録音してあったイントロ案から制作をスタート
頻繁に短三度転調をするし、間奏では自分でもいまだによくわかっていない進行を作ってしまったのでそれに合うメロ・ギターソロを考案するのがとにかく大変だった(結果ギターソロはas usualに並ぶ難度になってしまった)
ベースもスラップしまくってて練習がつらかったぜ……

いずれにせよこれまでに作っていなかった感じの曲に仕上がってよかった ミクちゃんも今までで一番調声したな~「ふにゃふにゃ」の部分でクゥ~ッてなりません?おれはなる


謎間奏、実は少し前に作ったショートインストを引用しています
soundcloud 20190729inst

↑これ
ショートで終わらせるにはもったいない感じがある、でもがっつり歌メロ乗せるには無理がある、と悩んでいたところ今作にぶち込めそうだったのでキーを変えてぶち込んだ
ら~らら~ってシンガロングする感じにできて楽しい雰囲気が爆上げした この間奏中に登場人物は夏のかけらを集めまくっているそうです
あとひっそりおれのコーラスを地声と地声をいじった2パート入れてある 合唱感を出したくてつい

毎曲なんか新しいことをやると決めてまして、今回は

・間奏の合唱パートではあるがUTAUを採用(波音リツ、闇音レンリ)
・動画付き曲でストリングスを使用
・リズムギターにフェイザーをかけた(わかりにくい)
・マイクを同時に2本立ててアコギを録音(わかりにくい)
・メインボーカルにiZotope Vocal Doublerを挿す
・ベースをごりごりに歪ませる(わかりにくい)

などをやりました ジャムブロックは前使ったことあるっけな~忘れちゃった


曲作りで大変だったのでMVは静止画1枚で、と手抜きを宣言したにもかかわらず結局そこそこがんばってしまった けっこう過去作の映像の流用はあるけども使っちゃいけないルールはないし全然ok

MMDを利用して制作しました モデル・一部モーションの制作者には頭が上がりません ありがとうございました

 

とにかく今作も今作で頑張って作りましたのでぜひ長く愛していただければと思います!
それでは記事の締めくくりとしてこの記事から一部引用したいと思います!

「宵の明星」の意味とは?方角や季節「明けの明星」との違いも解説

2018年から2022年までに「宵の明星」と「明けの明星」が確認できる季節は次の通りです。

<宵の明星>
2018年3月から2018年10月
2019年11月から2020年6月
2021年7月から2021年12月

<明けの明星>
2018年12月から2019年7月
2020年7月から2021年2月
2022年3月から2022年7月

宵の明星が春から秋にかけて見える場合には、明けの明星は冬から夏にかけて、宵の明星が秋から春にかけて見える場合には、明けの明星は夏から冬にかけて見ることができます。

 

 


ヒント:曲の制作時期は2019年8月ごろ

 

 


みんな!特に若い子たち!!星のことはもっと勉強しておこうな!!
おれみたいな無学な人間にはなるな!!!!!!!!!!


宵の明星も明けの明星も同じ時期に見られると思ってた


※これ以降「アカボシ」はgoo辞書の「明星」の項目にあるように
明るく輝く星
ただそれだけとして扱います!!!!

以上!!!!!!!!!!

 

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sukima

作詞・曲 編曲 タカヒロ

 

 

愛を得た人 寄せあう鼓動
どうしてもすれ違わないように
笑顔の底の かなしい海を
すこしでも干上がるようにすくいたい

それでも あなたの痛みは
ガラスを隔てた雨粒みたいで
怯んで伸ばせない指先に
おなかをすかせた夜が来る

知らないままで終わりたくなくて
深いすきまを 迷い 歩く
冷めた湯船 答えは遥か
せめて 隣にいさせて

それから わたしの言葉は
暖かな毛布のふりをしたみたいで
間違い探しに身を投げては
勝手に傷つき夜が更ける

哀 終えた人 遼遠の鼓動
どうしてもすれ違いはあって
湛えた笑みの かなしい跡を
見つめていた

せめて となりに

知らないままで終わりたくなかった
深いすきまに 触れた果てに
冷めた右手 つかめなかった
肩に残る あなたの香り
まぶたの裏 ヒヤシンスの日

愛 終えた人
ドアノブに 手をかけて

 

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裂け目を意味する「罅隙(かげき)」という言葉と、「あいを(お)えたひと」の言葉遊びから制作を始めた曲

そのままタイトルを罅隙にしてもよかったけど、あまりにも伝わらないだろうと思って考えた末にsukimaに行き着いた

先に仮の歌詞だけバーッと書いて後からメロディとコードを付けたパターンの曲 全体的な曲構成はA→イントロ→B→サビ→B2→A2→ギターソロ→ラスサビ→アウトロ→A3って感じ 自分には珍しい

 

詩におけるフィクションとノンフィクションの比率は8:2ほど サビのノンフィクション具合はこっぱずかしくなるレベル 私生活で悲しいことや嫌なことがぽつぽつとあって珍しくこんな雰囲気に 誰が悪いとかではなく自分がだめすぎてね……

悲しい時にはとことん悲しくなって放心状態になりたい性格なのでその時聴くのにちょうど良さそう

 

全編に渡って生ドラム音源を使わないボカロ曲は初めて

その勢いに乗ってギター使わない縛りを試した 無理だった めっちゃ弾いた ソロまで入れた

あと初音ミクDarkがメインボーカル これも初めてのこと

 

Bメロ後半は元々ただのマイナーツーファイブで作ったのを少しいじってC#m7b5→Daug/C→AonB→G#m7b5って進行にした きれいな流れで気に入っている Daug/Cってのは俗に言うイキスギコードってやつですね

 

映像は最初ヒヤシンスのイラストを描いて使おうと思っていたもののまったく描けずに断念(絵を描けるボカロPはやばい やばい)

曲が完成してからもうーんうーんと頭をひねっていたら絵の具を水槽に落とすイメージがわいた

どんなもんかなとYouTubeで映像を探して観たら、スポイトから勢い良く落とされた絵の具が水の中で、それこそヒヤシンスみたいな形になって溶けていった こんなにばっちりな表現ある?と制作を決意

水槽、絵具、スポイトなどを用意し、簡易的な撮影ボックスを制作して撮影

青色を垂らした時だけ反射でカメラのレンズ映っちゃってるしなぜかまったくピントが合わなかったんだけどまぁ時間的に限界だった 比較的よくやれたと思う

ちなみに使った色・タイミングには意味があります

 

夜景は伊勢の街並みを見下ろす形で撮りたくて、行ったことないしちょうどよさそうだったから伊勢市にある「虎尾山」にて試みたのだけど、深夜ということもあり入り口がめちゃくちゃに恐ろしくて本当に足が震えた 入山断念

後日聞いたところによると、視界良好というわけでもないぽいので行かなくて正解だったらしい とはいえ明るい時間なら行ってみたい

 

ひとまずこんなところで 今回は滅入ってる感じの曲だったので次作は軽快で楽しいやつにしたい

こんばんは タカヒロ(@starchots)と申します


先日、少し(少しではない)大きめの買い物をしたので紹介しようと思います
オーディオインターフェイスの「RME Babyface Pro」です!

きれい……まんまるノブかわいい……

 

RME Babyface Pro

言わずと知れたRME社のモバイルタイプオーディオインターフェイス 約10万円

2010年に買ったSteinbergのCI2に始まり、TASCAMのUS-2x2を経て、とうとうこんなランクのI/Fを買ってしまいました……10万ですよ10万……ココ……キキキ……

別に音楽で食っていきたいとは思わないけども、少しでもいい音楽制作ができればな~と思うのはプロアマ関係ないじゃないですか なので買いました


とは言え先述の2台はそれぞれ1万円ちょっとだったのを考えると引く 吐きそう

買いたかったアコギは当分買えそうにありませんね仕方ない!

プロだって使うような代物なんだからアマチュアで使うI/Fとしては最高レベルの物なわけですが、実際気になるのは当然音です

1万円台のTASCAM US-2X2と10万円のBabyface Pro なんか違うの?と……

いい感じになってもらえないとまじで困る まじで まじの話ね

 

そんなわけで簡単に曲を作って録音してみました!

 

↑プロジェクトファイルのスクショ

 

編成はドラム、クリーンのバッキングギター、歪んだリードギター、ピックベースです

ドラム音源はBFD3で江戸前レコーディングスさんのRDM RVプリセットをベースにいじったもの、弦楽器はインサートの1段目にコンプレッサーのVLA-2Aを挿し、2段目にアンシミュのBIAS AMP 2 Eliteを挿しております

ちなみにギターは2本ともmomose MTH2-STD/M、ベースはBacchus 2012 WOODLINE REDWOOD LTDです~

マスタリングはしてないしラフミックスなのでごめんね(´_`)

 

ではまずTASCAM US-2X2で録音したものから!

 

続いてRME Babyface Proで録音したもの!

 

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!

前者はそれはそれだけで聴いたら全然いいじゃんって音かもですが、後者を聴いちゃうとね……

クリーンギター、ベースは特に変化を感じやすいかもしれません

クリーンギターは音のコシが強くなり芯のある音に、ベースも密度が高く重みを感じるトーン

リードは変化がわかりにくいかもですね~!しかしもやっとした感じがなくなっていい響きです 高域のとげとげ感に丸みがあり刺さる感じが軽減されたのでは?

 

お高いI/Fだけあってプリアンプが優秀なのでしょう、加えてSteadyClockっていう高精度なクロック技術が搭載されているんですって クロック技術ってなんだろね(勉強不足)

まぁとにかくめっちゃええやんけっていうファーストインプレッションです

 

もっとわかりやすいかもと思ったので、コンプやアンシミュを通していない素のクリーンギターの音を比較してみましょう!

前半がUS-2X2、後半がBabyface Proの音です

こんなに違うぜおい!!視界がぱっと開けたような音

 

録音面がすごいのはよくわかったのですが、実はそれ以前に出音がめちゃくちゃ変わって驚きました

リバーブの量とかパン振りの精度とかがすごく見えるようになった スピーカーもヘッドフォンも変えていないのに インターフェイスを変えるだけでこれだけ違うのかと……人の曲を聴くのもさらに楽しくなってしまいましたね

 

というわけでおれはこれを買ってよかったと思っています 制作をがんばりたい……!

 

最後に言っておきますけど、US-2X2も値段の割によくないですか?サウンドハウスだと12,000円台なんですよ

初めてI/F買います~って人には全然いいと思います USBケーブルががたがただったりレイテンシーがアレだったりするけどね……まぁそこはなんとでもできます笑

TASCAM US-2X2よ今までありがとう これからよろしくRME Babyface Pro

 

ちなみにUS-2X2環境でこんなの作ったのでよければこちらもお聴きください!美声だし!

ボカロもやってる!やってる!

更新が遅れてしまいました(:D)rz

実はVOCARAP界でブイブイ言わせているToreroさんの新曲「Fuse」にてギターで参加しております

↑これ知っている人も多いのでは

 

2017年ごろから交流を持たせていただいておりますToreroさん 僕の曲に関心を持ってくださるいわゆる神の一人

そんな神の一人による「ギターで参加してほしいな~」的なつぶやきを目撃したので「やりますやります!!」と食いついた次第

おれが必要とされるとはつまり、こじゃれたアレか??カッティングとかテンションコードとかのアレなんだなとれろさん??と思いきや蓋を開けたら情熱的なラテンロックで「まじか~~~!!」ってなった笑

 

自分が弾いたエレキギターパートは

①コードバッキング

②パワーコード+単音フレーズ

③カッティングワウ

④イントロハーモニクス+間奏+アウトロ

の計4パート 実はかなりめちゃくちゃ弾いています

 

①と②はToreroさんのアレンジなさったものに手を加えて、③は僕のアレンジ、④は間奏部分のみToreroさんのアレンジ通りに弾きました

普段弾かないようなコードやフレーズが多くて刺激的でしたね……自分の範囲外に手を伸ばすのはもたまにはいいもんです 今回のレコーディングを経てギターがうまくなったような気がします笑

③は正直弾きすぎたなって思いましたがめちゃくちゃ好意的に受け止めて頂けましたし、いい感じにミックスに埋もれて程よい存在感になりました~よかった!

 

どうでもいい話かもですがタイトルにがっつりfeat.の文字があったのがどでかい驚きでしたね

個人的にはお手伝いした程度のスタンスだったので……めちゃくちゃ恐縮ですね、ありがとうございました!!今後もどうぞよろしくお願いいたします~~(もはやただの私信)

 

新曲じゃい!!!

 

歌詞全文はこちら→humming|はるかぜ|note

starchots単独名義としては初の歌ものです!
ボーカルと作詞、命名にシンガーソングライターの「はるかぜ」さんを迎えた曲です ※春名風花(はるかぜちゃん)さんではない

当ブログで何度か紹介しているはず

YouTubeを観ているとき、KEYTALKの演奏動画→オリジナル曲って流れで僕を見つけてくださったんだそう
「曲好きです〜」とリプライを頂いて、嬉しいな〜なんて思っていたらはるかぜさんも曲を作っている事を知り、投稿されていた「キンモクセイ」を聴いてみた

そしたらまーとにかく歌声が素晴らしかった 曲のライティングセンスも大変に好みなのですがまずは歌声に惚れまくりました
なにか一緒にやりませんか〜と持ちかけてデモを作ったのが知り合った2016年で、歌詞を頂いたのがその1年後(自信がなくてしばらく送れずにいたらしい)

そして昨年末、ついにボーカル音源を頂き!今年追いアレンジとレコーディング、ミックスマスタリングなどが終わり!完成しました!!
つまり2年以上も前から今年の春の歌を制作していたわけです 優秀すぎる……どれだけ優秀なんだ我々は……そういうことにしてください……

本作は「はるかぜ」って名前にしっかり引っ張られて春っぽい曲として作りました
その意図を汲んでくださったのか露骨すぎたのか、2パターンご用意して頂いた歌詞の1つが今回採用に至った春をテーマにした詩でした

うおーきたー春じゃん……以心伝心だ……と嬉しかったことをよくおぼえています
「人生だな〜」って感じがありますよねこれ いろんな立場の人が自分の歌だと思えるのではないでしょうか
自分にはない言葉選びですし、初めて見た時おお〜ってなりました 他人に書いてもらうのも楽しい!


アレンジは勿論全然決まらなかった 決まらなくて笑えた
去年末にボーカルデータ貰ったあともやってたもんね、音楽を仕事になんて絶対できない
いつも通り足しては引いて足しては引いての繰り返しでなんとかやりきりました
ただしギターはゴリゴリに対旋律弾きたかったので動かしまくってます!弾かない美学を手に入れられる日は来るのだろうか

最初のデモを作ってからこれだけ時が経つと機材の変化もあるものでして
当時は持っていなかったアンシミュ(BIAS AMP 2)やシンセ(omnisphere 2)などが大活躍しています KOMPLETE 11のエレピやオルガンもちらほら
BLACK ROOSTER AUDIOやAcustica Audioなどのプラグインも同様 今まで制作してきた中で一番音が好みです
ドラム音源のBFD3もルーム感にけっこうこだわって作れたしいい感じ!

実は演奏面で一番つらかったのはベースの指弾き これまでピック弾きばかりだったのでシンプルに地獄
右手指先にベースだこが出来てから本レックに挑んだ次第


ここまでぐだぐだ僕の制作の話を続けましたが、まぁとにかくはるかぜさんの歌の良さですね……テストテイクとして送られてきたデータがありまして、その時点でもうOKテイクじゃん!って出来でした

ピッチ修正した個所はごく一部でしたし、ダイナミクスもほどよく整っていて「ご自身でピッチ修正しました?」「コンプかけて書き出しました?」と確認を取ったほど めちゃくちゃ優秀なボーカリスト
聴いてくださった人はみんな「春ってこんなだったかな?」の辺りで尊みを感じて思わず虚空をにらみつけたのではないでしょうか おれはプレビューする度に呼吸を整えました
素晴らしいボーカルテイクを頂いたからには恥をかかせるわけにはいかないのでかなり頑張りました

 

そんなわけでとうとう完成した本作をどうぞお楽しみ下さい!気が向いたら歌の周りの音も可愛がってあげて下さい
またなんかやれたらいいな!

 

 

曲作り・録音に一晩

詰めアレンジ・ミックス・マスタリング・動画に一晩
やっぱ初音ミクsweetにしよ→必要な調整を経て投稿
 
そんな流れ!
 
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寒空 一番星の灯

今日も今日とて限りを知って

手を振り返したのは 影でわかっていた

夕陽が眩しくて見えなかっただけ

 

冬色の息 ほどけないつよがり

溶けない氷 暖めるその瞳

 

まどろむ前にもう一度 話しておきたかったな

聞き飽きたことだっていい その声を いくらでも

明日朝また会う時 微熱を冷ますような

雪でも降ればいいのに

 

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素敵な曲に触れると自分も作りたくなる性格で
最近知り合ったSSWであるranさんの「夢にとけて」を聴いてびびっときた
冬の夜っぽい、しっとりしたやつを書きたくなったのだ

 

いい曲いい声
 
ちょっと前にiPhoneに録音していたアコギのリフに続けてコード・メロ・歌詞をつけた
進行が粗方決まってからメロに着手 冒頭の「窓辺に 一番星の灯」という歌詞とメロが同時に降ってきたのが大きな幸運
それからは歌詞を書いてそれに合うメロを書いての連続で手早く完遂(完成版の通り歌詞は少し変わった)
恋っぽい内容になったのは、あんまり歌詞に時間をかけたくない中でさっさと書けそうだったから笑
 
今回は珍しく歌詞まで仕上がってからタイトルづけ
最初はつける気も起きなくて「ふゆ」にしていたんだけどちょっとアレすぎたので詩からとった まあまあいい名前ではないかと
 
動画まで作ってから「やっぱりsweetライブラリの方があうのでは?」と感じ、差し替えてみたらいい雰囲気になった
ただそのままだと声の芯がかなり細いので、うっすら通常の初音ミクを混ぜている ダブリング効果、コーラス効果みたいなものが出ていいのでは
 
全体的にかなり手グセが出ていて肩の力の抜けた制作だった こんなのを作るのもたまにはええやん……
トータル制作時間は「we go on」を越えるくらいかも(we go onは14時間くらいほぼ休まずぶっ通しで作った)
 
まぁ短い曲なので……いま欲が出てきていて、もうちょっと尺を延ばしたいなとか思ってますね……へへへ なんとでもなるタイプの曲でしょう
 
ひとまずβ版みたいな感じで完成した「微熱」、フリーダウンロードできるようにしたので興味があればぜひ
_新年!よろしくお願いします



_今年は初っ端から不幸なことが続いていまして まずは6日
楽しみにしていたライブを観るために新宿へ向かった
読み溜めていた小説でも読みながらゆっくり行きたかったし、そういえば使ったことなかったしで18きっぷを利用した
ヤフオクで落札した残り1回分の18きっぷを手に
「静岡はかなり長いらしいな〜どんな感覚になるかな〜」
とほざきつつ、るんるんで電車に乗ったはいいものの最初の乗り換え時にきっぷの紛失を確認
どこを探しても見つからないし届け出もないし……諦めて1600円余りの乗車代と、名古屋から新宿までの新幹線代を払い夜は当然自棄酒でライブを観た
楽しめたのでよかったものの、こんなスタートで1年大丈夫かな〜?と思っていたら……

先週土曜日の夜
ベッドに寝転がりながらネットサーフィン(死語)をしていたら左手に痺れを感じた
変な体勢だったかな〜?と不思議に思いつつお風呂に入るも改善は見られず……
明日になっても痺れっぱなしだったらいよいよ不味いな、と不安を抱きつつ入眠

翌朝
起床したらがっつり痺れていたのでさすがに死ぬんじゃねえかと思い、ビビりつつスマホで調べてみると
「神経障害」
「糖尿病」
「脳梗塞」
などこわすぎる言葉が並べられていたため早急に病院へ

診察結果は「手根管症候群」とのこと
親指から薬指にかけて痺れが起こるのが典型的パターンだそうで、僕の場合とまったく同じだった(小指はしびれてなかった)
まずはビタミン剤で経過観察をし、それでも治らなかったら手術っぽい

死ぬような病気じゃないので良かったものの寿命が縮む思いをした……酷使らしい酷使してないのにな
もし楽器の演奏が原因だとしたら世界中のプレイヤーがこの病気になっているはず



_そんなこんなでくそな1月 こういう時に厄年がどうとか考えちゃうのやめたい
来月は星野源のライブが2本あるし幸せに過ごしたい、楽しく生きられますように



_楽曲制作はあんまりしていないけど、殆ど頭の中で完成している曲がある
最近は楽器を使うより、楽器から離れた場所で考えた方がいいアイデアがうまれる傾向にある
このままいくと、今度のアルバムはたぶんこれまでと毛色がかなり異なるはず 気概をもってやるぞ

_謎の頭皮の荒れ・秋花粉・アレルギー性の(?)重い風邪のトリプルアタックを食らいつつ、友達が美容師を退職するとの報せを受け記念に散髪しに行き「ヘッドスパってこんなに気持ちいいもんなのな」と実感しながら風邪に苦しむ喉を庇うことを忘れ会話をし続けたのち店を出たらまったく声が出なくなってしまった 2度と声が出ないかと思った(現在は快方へ)

 

 

_パソコンを買った

2015年に空き巣にパソコンを盗まれたことを契機に購入したDELLのInspiron 15 5000で戦い続け、気づけば約3年が経過した

購入当時ははえーパソコンだなぁだなんて思っていたけど、ソフトウェアの進歩とそれに伴うパソコンへの要求スペックは年々高まり留まるところを知らず 重ためのソフトシンセを使用する今となってはスペック不足に

 

あまつさえパソコン自体がブラックアウトすることもしばしば見られるようになったため買い替えを決行 これまで使用してきたパソコンはすべてノートだったが今回はミドルタワーのデスクトップ!

でかすぎて笑っちゃった

 

パソコン工房のSTYLE-R037-i5-INRをメモリを16GBに、HDDを2TBにしてオーダー

i7と悩んだけど第8世代からi5は6コア6スレッドとなりDTM用途ならi5で十分とのことだったのでこの選択

 

初SSDやばい 速い

あらゆる起動が爆速 ついでにシャットダウンも爆速

omnisphereとかkontakt5にいらいらさせられてたあの時間なんだったんだろう

 

これまでのところ全くストレスがない まだ本格的な音楽制作はしていないので期待せざるを得ない

しかしまだモニターディスプレイを購入しておらずテレビをモニター代わりにしていて不便なのでAmazonサイバーマンデーで購入予定 楽しみ!

 

 

_今月23日 2年前くらいに僕の動画をきっかけに知り合い、それからちょろちょろ交流させていただいている「はるかぜ」さんのライブを目的に静岡へ

YouTubeに弾き語りの動画をいくつか投稿していらっしゃって、曲と声の良さはある程度知っているつもりだったけど、9月に初めて観たライブがとても良くて「観られるタイミングには観ないとこれはだめなやつじゃん」と思い迷わずゴー

 

前回では時期的に聴くことのできなかった「キンモクセイ」や、バンドでやっているという「あめだ(これめちゃくちゃよかった)」が聴けたりしてかなりよかった

やっぱり声の伸びやかさが違うな~すごい人だな~なんて思いつつMCに耳を傾けていた、

 

 

今あの瞬間を反芻してもよくわからんのだけど、第六感的なものだかなんだかわからんものはわからんのでわからんが

 

「次やる曲、なんか匂うぞ」

 

と思った

匂ってしまったので慌てずiPhoneで動画撮影アプリのFiLMiC Proを立ち上げ、やおらレンズをステージに向けた後、聞こえてきたのは「Rainy, I love you」だった

 

手が震えた まじで

 

実はこの曲を1コーラス弾き語った動画をtwitterに上げてくださっていて、「コードこれであってますか」なんてDMが動画のリンクと共に来たもんだから嬉しすぎて簡易的なTAB譜を制作し有無を言わさず送り付けたのだが、まさかライブでやっていただけるとは思わんものなぁ……

 

この曲ってけっこう難しくて、作曲した僕でさえコードチェンジやアルペジオをよくしくじる笑

その上にレンジの広いメロディなゆえ相当難しかったかと思います

さらに加えると、6組くらい出演するライブで演奏できる曲数ってだいたい5,6曲程度

少なくない数のオリジナル曲を有しているはずなので、毎回どういうセトリにするか悩んでいることかと推察します

 

そういった中で、セトリに自分の曲を入れていただけて、目の前で演奏していただけて

自分ではない人に自分の曲を演奏してもらえたことが本当に嬉しくて、光栄で、少なからずひとの心を動かせられてんのかなーなんて思ったりした 音楽やっててよかったし、これからも音楽やりたいなと感じた瞬間だった

単純にこれからの活動も楽しみなので観られるタイミングには必ず観に行く 皆さんもまずはYouTubeからぜひ

 

 

_そんなわけでマイペースに制作を進める!