ボクシングまずは、田中恒成がWBO世界スーパー

フライ級王座決定戦WBO1位田中恒成対

2位クリスチャン・バカセグアの1戦

田中恒成が終始3年2ケ月ぶりの世界

タイトルマッチを優位に進めて

116-111、117-110、119-108の3-0で

世界最速の21戦目での4階級制覇を

成し遂げた。オスカー・デラホーヤの

記録を抜く金字塔を打立てた!この日の
クォーターファイナルを飾る

田中恒成は、まずIBFチャンプとの

統一戦を行い2本のベルトを統一して

3年2ケ月前に敗れた井岡一翔との

3団体統一戦でのリベンジマッチを

井岡一翔にリスペクトを捧げ宣言した。

セミ・ファイナルは、WBCバンタム級

チャンピオンのアレハンドロ・サンティアゴに

WBC1位の中谷潤人が3階級制覇を目指し

チャレンジャーとしてリングに上がる

チャンピオンのサンティアゴは、159cm

と小柄173cmの中谷潤人とは、体格

リーチも差があるが小さくまとまり

中に入ってくるスタイルを中谷は、

右ジャブを多彩に放ち接近、懐に入らせなかった

6R中谷の自慢の左ストレートが火を

噴いた!まるでバズーカ砲のような一撃

でサンティアゴを身体もろとも吹き飛ばす

豪快なダウンを奪うと決め時は、逃さない

中谷が猛ラッシュで2度目のダウンを奪い

TKO勝利で緑のWBCバンタム級のベルトを

巻いた。日本人選手4人目の無敗のまま

3階級制覇を達成した。

メインイベンターは、WBAバンタム級


チャンピオン井上拓真の初防衛戦!

同級9位のアンカハスがチャレンジャー

IBFスーパーフライ級で9度防衛した実力者前半は、ペースの握りあいだったが、

 

3R井上のアンカハスのサウスポーでの左ブローに右のカウンターを合わせて流れが変わった。

 

アンカハスは、右ジャブからのシンプルなワンツーでは、距離を詰められなくなり左のフック系のパンチを引っ掛けて

 

テンポを変えたりと攻防のペースを握り返す工夫をするが井上は、足を使いサークリングしたり逆に距離を詰めて

 

上下に丁寧にパンチを散らして中盤のペースを握るアンカハスは、もうクロスレンジでやりなれない攻撃を選択するしかなかった。

 

井上は、クロスレンジでもパンチを見切り丹念にパンチを上下に打ち続けた。9Rアンカハスが慣れない攻撃スタイルと

 

井上の連続する攻撃にスタミナが落ちて失速したチャンスにクロスレンジで左ボディーブローから繋いで右ボディーブローが

 

深く突き刺さるそこに追撃のダブルになる右ボディーブローにチャレンジャーは、リングに沈んだ。

 

バンタム級に日本人選手が層が厚い今、WBAチャンピオンとしてキャリアに勝る相手をKO勝利でバンタム級に井上拓真あり

 

という姿を見せた。兄の井上尚弥が4団体統一したベルトを弟の拓真がまた統一して見せるという夢の始まりの勝利だ。

 

那須川天心やら日本チャンプや国内でもベルトを狙う選手も多い。中谷と井上がまず2本のベルトを統一して

 

日本人王者同士の4団体統一戦なども夢ではないかもしれない。