錦織選手、1~3回戦、快勝やフルセットの激闘で地元フランス勢ばかりと対戦
して勝ち上がりベスト16にオーストラリアのランキング8位のドミニク・ティエムと対戦
現在錦織選手は怪我で完治までランクダウン21位だ。バックハンドの2強対決。
クレーコートで1位のナダルを今季唯一敗った選手。キャリアも10勝のツアー優勝のうち
8勝がクレーコート、土のコートだ。クレーコートで絶対的強さを見せるナダルの
後継者ともいわれるネクストブレイクを待つ24歳、錦織の次の世代の出世頭だ。
サーブも200キロ超えで足も速いネットプレーもフォアハンドでも回転を複雑にかける
テクンシャンでもある。第1セットからティエムのペース6-2で第1セットを落とし
第2セットも6-0とストレート勝負の第3セットで錦織が粘りを見せて7-5で勝ち取り
第4セット、ティエムも徐々にミスも出たがサーブは最速の220キロを出す。
斜めのサーブをリターンしてもそのまま得意の逆方向にフォアでエースを取る得意の
パターンが何度も出てやはり全体的に試合を支配した。第4セットも6-4で落とした
錦織、2年連続のベスト8進出はならなかった。手首の故障も無事完治し復活した
感じだ。7月のウィンブルドンに期待したい。