昨日は初めてのハコ、滋賀県長浜市にあります「川崎や」さんに行ってきました。
ずっと気になっていた場所で、出てみたい気持ちはあったのですが、いかんせん遠い(大津市の自宅から現地まで単純計算で90km位、高速使っても1時間以上。下道ならざっくり2時間、の長浜市。おまけに昨今のガソリン価格の高騰で、そうそう気楽に出かけられない場所。
とはいえ、JR移動だと往復費用はまだ安いけど(片道大体1200円)、時間はやっぱり2時間ざっくりかかる街。機材持って歩くのもしんどいし、帰りの時刻を考えるとやっぱり車のほうが安心。
スタッドレスも履き替えた。やっぱり車で出かけることに。
他の用事もあったので、長浜に到着したのはもう16:00。でもまだ開場までそれなりに時間もある、ということでちょっとだけ散歩。久しぶりの長浜の街ですからね。
いやぁやっぱり先日の雪がかなり残ってて(大津市南部ではもう全く無い)、現地の駐車場ではこんな感じ。
脳内では吉幾三さんの「雪国」がヘビロしておりました。
川崎やさんの「フリーマイク」(飛び入り、ということでは無いのですね)は毎月、基本的には第二、第四の土曜日開催の様です。
近所には、多分かまぼこ板に描かれて居るのであろう絵画が展示されてたり
残念ながら、この日は開いてなかったのでした。
たまたま入って行った裏路地の素敵な風景
この辺りから、定番の長浜商店街アーケードへ。
あ。。。クワガタ。。。なんで?
有名な黒壁スクエア。
商店街をぶらぶらしながら進むと、ちょっと気になるお店が。
最初に気になったのはコレ。
この襖絵、特に左側のを店の外から見て「わー。。。綺麗だなぁ。。。」なんて思ったら、どうやらこのお店は本屋さんらしい。
でも、こんな看板も出ている。
なんじゃこりゃ?としげしげと拝見してたら、お店の方が出てこられて「どうぞ、見るだけでも結構ですから(^^)」と入店を誘って頂く。せっかくなので入ってみると。。。
なんか本屋なんだか喫茶室なんだか良く分からないけどオサレな空気感満載。
(最初のうち、写真撮影してはいけないのかなと思って撮らなかったものも沢山ある)
2Fはギャラリーになってて、この日は昔の長浜の街のカラースケッチが沢山展示されてました。これ、またじっくり見に行きたいのです
お店の名前は「文泉堂」さん。
ここは近いうちにまた、絶対行きたいですな。時間しっかり作って。
そうこうして居るうちに時間が来たので、川崎やさんに入店することに。
僕より先に、福井から来られた「辿り人」さんがおられて、お店のことについて、彼のMartin D-18GEについてなどのお話などを伺いつつ時間を過ごす。
ステージ写真しか見てなかった僕は、ステージに立って上を見て、ちょっと驚き。
こんな空間があったのか、ここ。。。
三三五々、参加者の皆さんがお集まりになり、サウンドチェック(というか、回線チェック)開始。
これ、やっておいて良かった。。。
弦も新品に交換し、電池のチェックも済ませていたはずのYAMAHA L-10E、結線しても全く信号が出てこない。。。。シールド?チューナー?どれも正常。
。。。マジか。。。。ともかくも、生では鳴るので、今日のところはギターの音はコンデンサーマイクで拾うことに決定。
そして僕のお客様もわざわざご来店頂きました。ありがたいことです。(普段は音楽など聴かれない方々でして、余計に感謝ですよね、そういうのは)
この川崎やさんでのフリーマイクは毎回限定6枠、ほとんど常連さんで埋まってしまう人気企画。
(ちなみに、出演順は『電子あみだくじ』というシステムで決定します)
ワタクシ、当日のベストの色が赤だったので「赤」と申し込みましたところ、出番トップになってしまいました。挑戦者ですから、これは Best Positionでしたね。完全にAway、異邦人、エトランゼなわけで、今日もまた武者修行的なイベント。こういうのって、楽しいですよね。
当日は「緊張(感)」が一つのKey Wordになっていた感じでしたが、萎縮することなくその緊張感を楽しめるようになれたら良いよね、なんて話もしておりました。
ご出演の皆様
② 辿り道さん
③ドラ好(こう)ボーイさん
⑤Shigeさん
⑥スプラウトさん
で、私、①で頑張ってきたわけです。
最初なのでどんな空気なのかも分からず、ですのでまぁいつも通りにやるしかない、と。
暑苦しくカマしてきました。
① 別れの朝
② 宿無し
③君は薔薇より美しい
Cue♪のこと、そしてOZZIKI OSBOURNEのことなどのプロモーションもちゃんとやってきましたよ(^^)v
ラスト③に入る前に、ステージドリンク持ち込むのを忘れてたことに気づいて、お水をドラ好ボーイさんに分けて頂きまして。おかげでラストのロングトーンが4小節余計に伸びましたとさwww
そして終演後、皆様とちょっとだけお話もできて(最初のうちは怖がられてたのか、誰も話しかけてこなかったw)良かったです。
そこから、高速代節約のために下道で大津まで。
帰りに本当に久しぶりの「塩元帥」でネギ増しラーメンを頂きました。
ここのラーメンはほんのり柚味、あっさりと美味しくいただけるのです。
帰宅後、やっぱり気になったのでギターのチェック。
どうやらコイツがダメっぽい。。。。
6P電池のスナップ部分。口が開きかけてたり、サビが浮いてたり。
そりゃ、この子(L10E)が生まれてから、今年で44年ですからねぇ。。。痛みもするわね。。。
電池をチェック、交換したのが仇になってしまった。。。。
とりあえず応急処置で復旧したけれど、やっぱり交換が必要かなぁ。
あんまりオリジナルパーツを変えたく無いのだけれど。。。。
僕の写真は、「川崎や」さんOfficialから頂きました。ありがとうございました。
またお伺いしたく思います。
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今回、川崎やさんが書かれていた「当日の音響トラブル」について、ちょっとだけ思ったことがあるので追記しておきます。
ワイヤレスシステムのトラブルは「あること」なので、仕方ないかなぁ、と思っています。
トラブルが出て、すぐに代替品が出てきたので、十分な対応であったと思うのです。
ハウリングについて、ですが、あれはPAさんの責任では無いです。
マイクの使い方がダメな人が多い。
マイクのハウジング部(網目のところね)に手を添えたりするのは、基本的に御法度です。
ハウリングを誘発しやすくなります。
(Rock Vocalなどで意図的にその音を使いたい時などは、ちゃんとモニター環境などを事前に把握しておかないといけませんが、それができていれば大丈夫だと思います)
そして、ギターの音を拾うマイクの位置を自分で勝手に変えてしまう。
これもダメです。
特に今回の様に、コンデンサーマイクを使用しているならなおさらです。
とても敏感に音を拾うので、不用意にゴリゴリ音を立てて移動させてしまうと、その音まで再生していますし(アンプ、スピーカーへの負担になります)何よりオペレーターさんの作業が大変です(元々のバランスを根底から覆してしまう)。
おまけに、ハウリングもこれが原因で起こったりします。
ギターの出音の量が自分のピッキングで調整できないなら、その旨演奏前、もしくは演奏中に「次の曲はアルペジオでやります」とか「ここからストローク中心になります」ということを伝えるのが、演者のマナーだと僕は思います。
偉そうに書いてますが、本当にそう思うのです。