先般のチンペイさん、そして(年齢がチンペイさんと近くてちょっと驚いた)もんたさん。

財津一郎さんはちょっとお年も上だったのでまぁある意味納得だったのだけれど。

有働さんも驚いたなぁ。。。

 

今日、FM聴いてたらいきなりしんみりした番組の開始から、DJさんが

「BAKU-TIKUの櫻井さんがお亡くなりになりました」

と。

 

僕自身は彼らの音楽をフォローしてきた訳ではないのだけれど、年齢を聞いて驚いた、というか軽いショックを受けた。

ほぼ、同い年。

ライブ当日、ステージの上で調子悪そうにしていたにも関わらず、3曲歌ってその後スタッフに連れられて退場、そのまま搬送。そしてお亡くなりになった、らしい。脳幹出血、であるらしい。

 

 

チンペイさん、もんたさんは僕よりちょっと年上で、それでも早いなぁ、いくらなんでも、と思っていた。

 

でも、櫻井さんは僕の一つ下。

 

もちろん有名無名を問わず、ここまでに亡くなった同い年の友達や知り合いは多い。

でも、同じく(メジャーアーティスト/シンガーを同列に置くものではないかもだが)ステージで歌うものとして、今回の彼の訃報は、効いた。

 

シンガーとして、ステージの上で死ねたら本望、な部分はあるけれど、やっぱり迷惑と心配をかけるのでそれもどうかなぁ、とか思ってみたり。

 

何より、「僕の残された時間は一体どのくらいあるのだろうか」という疑問がものすごく明確に浮き上がってきた。

 

 

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手前味噌な話かもしれないけれど、僕はOZZIKI OSBOURNEというバンドで歌っていて、ここ数年で「このバンドを日本で一番、OZZY OSBOURNEに近いバンドとして認知してもらいたい」と思うようになってきた。もちろんまだまだ無名のバンドで、もっと広く、世の中に周知して行かねかればならないのだけれど。

 

でも、そのために一体、僕にはどれだけの時間が残されているのだろう?

 

OZZY本人が2023年、現在74歳。この時点で(本当に残念ではあるけれど)年齢と健康の問題で、もうツアーはかなり難しくなってきている。(そして奇しくも、この74歳という年齢はチンペイさんと同い年、となる)

 

僕は現在58歳。74歳までにはあと16年、あると言えば、ある。

だがしかし。例えば2000年に入ってからのOZZYのパフォーマンスは、1980年代のそれとは明らかに異なる。

OZZIKI OSBOURNEの(あくまでも現時点での話ではあるが)目指しているパフォーマンスは1988年〜90年頃のものが中心になっている。OZZYのアルバムで言えば、「No More Tears」時代が一番近いであろう。

この頃(1990年として)、OZZY本人は42歳、なのである。今の僕より16歳も若い、のだ。もう現時点で、結構な「無理」が生じてきている。

 

先般、とても魅力的な未来のお話も伺った。

あと5年は先になる話ではあるが、そんなことが実際に起こるなら、僕はなんとしてでもその場に参加したいと思う。

5年後、僕は63歳になる。。。。

 

。。。僕は一体、この先どこまで、このパフォーマンスを続けられるのだろう?

加齢によるパフォーマンス力の低下は確実に起こる。

突然、僕の人生の時計が止まることも、当然あり得る。

 

それがいつになるのかはわからないけれど、その時までに達成したい目標は、出来た。

 

OZZIKI OSBOURNEをご覧いただいた皆さんに、「OZZYを見れた」と思っていただけるようにする。

そしてそう思っていただける人を、一人でも多く増やす。

日本中に、世界中に、我々がここで立ち、歌い、演奏し、パフォーマンスしていることを周知したい。

 

OZZY本人のWorld Tourは(恐らく、残念ながら)この先はないと思う。

だからせめて日本では、我々が(パチモンと罵られようが)OZZYの音楽とパフォーマンスを伝承していく様に、努めたい。チャンスが掴めるなら、世界でも。

 

僕の命と体が持っている間に、できるだけ沢山の人に、観てもらいたい。

 

このブログを読む皆さんにお願いしたい。

我々に、何かしらの力を与えてほしい。

それが情報拡散へのアイデアでも良い。ライブ運営のスタッフに立候補する、でも良い。

 

たった5人のメンバーがああでもない、こうでもないと知恵を絞ってはいるのだけれど、全く違う観点からの意見もあって、良いと思う。一人でも多くのOZZY FAN、HARD ROCK FANに届くように、頑張りたいのだ。

 

。。。こんなことを思った、2023年10月24日だった。