いよいよ、9月9日はOZZIKI OSBOURNE、初めての東京ライブとなります。
OZZIKIを始めて19年。
ずっと、考えていました。
知らない土地で、自分たちは初めてのお客様の前で、どう見えるのか、どう映るのか、と。
2004年に滋賀で始めたOZZIKI OSBOURNE、最初は「一回こっきり」のバンドのはずでした。
それが、ひょんなことからコンテストに出場、Billboard Live OSAKAでの大阪大会まで行って、賞まで頂けました。
その時も、東京での全国大会には呼ばれなかったのですがね。。。。
多くの方々が興味を持って見てくださって、以来、いろんなイベントに出演しました。
滋賀のMusic Sceneから、一気に関西のMusic Sceneに出ていけたのは、とても幸運な事でした。
小さなローカルシーンから、少しでも大きなところに出ることが出来たのですから。
関西エリアでは、いろんな経験もさせて頂けました。
有名なバンドさんとも共演できましたし、普通、ちょっと出れないライブハウスやライブホールでのライブも経験できました。
ずっと応援してくださるファンの方々にも恵まれました。これはアマチュアミュージシャンとして、この上ない幸運だと思っています。
そんな頃、やはり「もっと外で、やってみたい。我々のことを知らない人たちの前で、裸の自分たちが、どんな風に受け取られるのか、試してみたい」、そんな風に思い出したのは、OZZIKI OSBOURNEバンドを始めて10年が経った頃。
それまでに各地のバンドさんとも共演はしていたし、なんとなく、つながりも持てたかなぁ、なんて思ってもいました。OZZIKIをご覧になったお客様や共演者、友達からも、「もういつでも紹介できるよ！」なんてお言葉も多数、いただいておりました。
。。。でも、実際にはなかなか、お話は進むことはありませんでした。
結局は力不足だったのでしょう。当時、バンド側の事情も、なかなか遠征ができる状態でもありませんでしたし、お話はいただいても、進めても、立ち消えになったりしてました。
「僕は、東京には縁のない人間なんだなぁ、メンバーみんなに申し訳ないなぁ」
なんて、ずっと思っていました。
モチベーションも下がってました。
当時、関西ではそこそこ動員も稼げてて（とはいえ知れてますけどね）、いただくお話も多かったのですが、有名バンドの前座やジョイントのお話がとても多くて、でもそれらは当然のようにチケット代も高額で、ノルマもキツくて、「ありがたく」お話を受ける気持ちになれなかったのでした。自分を含めて、メンバーの負担が大きくなりすぎますからね。
Rock Bandが嫌になっていました。
体も相当に、どんどん悪くしていて、もう、いいかな、とさえ思っていました。
OZZIKI OSBOURNEが長く眠っていたのは、そんな状況だったからでした。
そんな中、久しぶりにライブのお話を頂けました。
「動いてないバンドを、動かす！」
がコンセプトのライブイベント。
ずっとOZZIKIを応援してくださってた方からのお話でした。
「彼のイベントなら、出るかなぁ。。」
とお話を受けて、いざリハーサルを始めようとした際に、ギタリストの深刻な体調不良が発覚。
どうしようか、となった時にお話の流れから、現在ギターを弾いてくれているKISHIKENくんが参加可能、という話になり、現在に至っているのです。
KISHIKENくんとは、彼が高校生の頃からの付き合いなので、本当に30年以上の付き合い。
気心も知れていますし、何よりOZZY OSBOURNEの音楽を熟知しているところも心強かったのです。
そして、CARAVELASでも積極的な活動をしていて、また、そのおかげもあって今回の東京でのライブが具現化したのです。感謝しかないですよね。
いただいた機会は、これ一つ。これを活かすも殺すも、我々次第。It's up to usなのです。
9月9日の獅子王、全力で、やります。
これが最初で、最後かも知れないですからね。
次に繋げる、そのためには出し惜しみはしてられないです。
思えば同じような気持ちで、2004年のBillboard Live OSAKAのステージにも立ってた記憶があります。
20年も前の気持ちに戻れたこと、これが自分にとって一番大きなことかも知れません。
ぜひ、ご来場くださいませ。お待ちしております。
