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今回の深堀書籍はこちら！
文庫本210ページの
あなたが想像していた天国は、実は地獄だった
です。
この章をざっくり要約すると
私たちが想像している
天国とかパラダイスは
すべてが満たされている
なにもかもがある世界。
最高じゃん！
天国じゃん！
でもその世界って実は
すべてが満たされていて
なにもかもがあるから
「ノドが乾いた、なんか飲みたいな」
なんて欲望すら湧かない世界。
喉は1秒も乾かないし
おなかもまったく空かない。
だって
すべてが満たされていて
なにもかもがあるから。
そういう世界って
本当に楽しい？
願いが叶いすぎる世界って
実は退屈な世界なんじゃね？
そう、だから「不足」って実は
めちゃくちゃ人生を楽しむための
超重要要素！
だから不足があること
不足を感じられることに
感謝！
てところなわけだけど。
叶えたいことがあるときに
叶っていない夢があるから、人生は楽しい。
とはとてもじゃないけど思えない。
言いたいことは分かるよ。
理屈は分かるよ。
だって
「アイスコーヒー飲みたい
」
みたいなやつはすぐ叶えられるからね。
子どもが欲しい
夫が妊活に協力的じゃない
苦しんでいるのは私だけ
そんな状況をとてもじゃないけど
願いは叶っていないから楽しい！
なんて思えない。
この書籍では主人公たちが
「願いが叶いすぎる世界ってめちゃくちゃ退屈な世界なんじゃね？」
っていう結論を出して読者を置き去りにしているのが引っかかる。
「不足に感謝？は？なに言ってるのかぜんぜん分かんない」
軽くキレてました。
というかむしろ、
欲望すら湧かない世界は
退屈かもしれないけど
手に入らない苦しみやツラさ
これを感じなくて済むなら
欲望すら湧かない世界って
けっこうアリじゃね？
とすら感じていた。
欲望すら湧かない世界について主人公たちは「退屈だね」という結論を下しているのに対し、
読者である自分は「アリ寄りのアリだと思うんだけど」と感じている。
ここにギャップを感じて教えが頭に入ってこない。
なぜ頭に入ってこないのか。
それは私が大ダメージくらって瀕死状態だったから。
生きる意欲、元気、エネルギー、パワーがほとんどゼロの状態。
人生を楽しむ気力が残ってない。
もう欲望すら湧かない
退屈な世界で生きていたい。
これが当時の私の「願い」でした。
「不足があるから人生って楽しいんだね！」
だなんて思いたくない。
そんな自分になりたくない。
もうずーっと落ちていたい。
私の幸せは「欲望すら湧かなくなること」。
なのでこういう瀕死状態のときに必要だったのは、
バッテリーが100％になることをする。
という選択でした。
私の場合は
会社やめる（新卒で入った正社員）
好きなことしまくる
とにかく寝る、昼も夜も
温泉いく
新しい仕事を始める（非正規雇用）
引っ越す
でした。
自分のできる範囲で
最大限
自分を満たしてあげる。
幸せにしてあげる。
幸いにも、私にはまだこの元気は残っていました。
だから最終的に「叶っていない夢があるから、人生は楽しい」って思えるまでに復活
不足に感謝できる精神状態か
いまでもこの基準は
自分の精神状態を確認する
大きな要素の1つになっています。
ちなみにこの動画で
不足がめっちゃ楽しくなる考え方
について解説しています
2倍速や文字起こしで
ピャーっと見てもらえたら嬉しいです
次回：不足は見えるが持っているものは見えない←え？
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