誰かや何かに対して
気に入らないこと。
癪にさわること。
腹が立つこと。
ムカついて仕方ないこと。
言うこと聞けよ!!!って思うこと。
もう本当に受け入れざるを得ないというか、受け入れる以外の選択肢が完全になくなってしまう出来事や状況って
自分のコントロールが及ばないうえに、ビックリするくらい逃げられない。
イラ立てばイラ立つほど、何度も何度も同じことがくり返される。
だからもう「相手の行動や態度を受け入れる」という選択肢しかなくなる。
それってもう自分のコントロールが及ばないから相手に勝利させるような気がしてまた腹がたってくるんだけど、笑
これってまさに
負けるが勝ち。
①相手の行動や態度を「受け入れる」
┗あなたはその行動と態度をとるのが「好み」なんだね
②相手の行動や態度を「容認する」
┗それがあなたの「好み」なら仕方ない
┗育ってきた環境が違うから「好き嫌い」は否めない
┗夏がダメなのに無理やり好きにさせるとか
┗セロリが嫌いなのに無理やり好きにさせるとか
┗「好み」を操作しようとするのって無理ゲーにも程がある
こんなふうにコントロールしたい欲求を手放すだけで思ってもみないプレゼントがあります。本当に。
それを実感したのは長女の行動があきらかに変わってきたことでした。
私の知らない長女が目の前にいました。
夜更かし大好き。朝4時まで起きて遊んでる。寝ない寝ない寝ない。睡眠時間の大切さ、重要さを説いても寝ない。説けば説くほど寝ない。とにかく寝ない。どんなに早く寝ても1時半。日付が変わる前にベッドに入るなんてことなんてない、、そんな長女が。
「高校の授業、頭シャッキリさせて受けたいから今日は早く寝るんだ」
「あした持久走があるから23時には寝るんだ!」
「あしたの朝はやく起きてフレンチトースト食べてから学校に行くんだ♪」
「(ポケモンスリープの)ピカチュウ元気にしてあげたいから今日はいっぱい寝なきゃ」
私は何もしていない。
強いて言うなら「コントロールするのをやめた」「彼女の行動を受け入れて尊重した」「早く寝て欲しい想いを手放した」ことだけ。
それなのに「やっぱり寝るのって大事だよね」なんて言葉を長女の声で聞くなんて、なにかの間違いじゃないの?本当に何が起きたの?
何が起きたのかは分からない。
だけど、長女のリベンジ夜更かしが完全に
「治ってた」。
「(ポケモンスリープで)ネロリ博士に明日もよろしくね!なんて言われちゃったら明日も睡眠リサーチするしかないよね!」
「やっぱり睡眠時間を最優先で確保した方がいいらしいからテスト勉強は後回しにするわ」
ほんとうに一体誰が喋っているんだろうと毎日思う。
私がもっと早くコントロールを手放していたら。
夜更かしする長女にイライラすることなく笑顔と幸せに満ちた関係でいられたのかもしれないね。
学校から帰ってきてこんなふうに寝るなら夜ちゃんと寝ろ!寝ないから疲れるんだぞ!ってイライラしてたなー。
ちなみにポケモンスリープの
リサーチャーコードは
4531-9094-7156
です。
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