子どもの頃から
思いどおりにいかないと
すぐキレて
不機嫌な態度を撒き散らかす。
5歳くらいの頃、
絵本を読んでいたときに
チヤホヤされて
甘ったれた主人公に
ガチでムカついて
絵本の中に自分が入り込み
この主人公を刃物で
めった刺しにする
という妄想までしてしまう、、
それはそれは
ゆがんだ子どもだった私が
死に物狂いで
まったくイラっとしない性格を
手に入れるまでのおはなしをしています。
わたくし、とても大事なことをお伝えし忘れておりました。
というのも、私が「怒り」の感情を研究する中で
2つの種類
があることを発見したんです。
今日はそれをぜひ持ち帰ってもらいたいと思います。
ズバリ「怒り」は
1.被害者タイプ
2.攻撃タイプ
の2種類に分けられると思っています。
「怒り」の感情を生みだす根本的な根っこの部分は同じなんだけど(これも超大事なことなので後日詳しくお伝えしていきます)、「怒り」が出る形が違うことに気づきました。
1.被害者タイプ
被害者タイプは文字どおり、被害を受けたときに感じる怒りのことです。
具体的には
・行き場のない怒り
・ぐっと飲み込む怒り
・カチンときた一言が忘れられない
・歯ぎしりしたくなる怒り
・夜も眠れないほど忘れられない怒り
・相手のことで頭がいっぱいで手につかないほどしゃくに障る怒り
・相手の顔が視界に入ってくるたびに腹が立つ
・〇ねばいいのにと心から願う怒り
・あまりにも腹が立ちすぎて身体が怒りで震えるのに言葉が出てこない&身体が硬直したまま動けない
・心も身体もフリーズしてしまうほどの怒り
・10年以上前のことをありありと思い出せる怒り
こういう怒りのこと。
2.攻撃タイプ
逆に攻撃タイプは、被害者として感じた怒りを「弱い立場の人たち」にぶつけて不適切な快感を覚える怒りのことです。
いわゆる「ハラスメント」や「いじめ」は『攻撃タイプ』に当てはまります。
「弱い立場の人たち」ってのは具体的に
・子ども
・配偶者
・自分に逆らえない人
・年老いた両親
・高齢者
・部下
・後輩
・新人
・年下の同僚
・制裁を加えてしかるべき存在
・批判してもいい「非」がある対象
などが挙げられます。
たとえばスーパーや病院で態度の悪い従業員に対して「態度が悪い」という非を武器に「本社にクレームを入れる」という攻撃をしても許される、とか
不倫した芸能人は正々堂々と叩いてもいい、とか
不祥事を起こした企業や組織は死人が出るまで徹底的に攻撃してもいいとか
そういう「加害者になってしまう怒り」のことです。
「被害者タイプ」と「攻撃タイプ」の関係性
「被害者タイプ」と「攻撃タイプ」はそれぞれ独立した関係ではなく、
「被害者タイプ」の進化系が「攻撃タイプ」という位置づけです。
まず自分が
「被害者タイプ」の怒りを感じる
↓
その怒りを消化できずに
抱え込んだまま生きる
↓
その怒りを自分より弱い人に攻撃して不適切な快感を得る(うっぷんを晴らす)ようになる
怒りの感情で
人間関係や日常生活に
支障が出てしまう場合は
まず「被害者タイプ」の怒りを抱えていて、
それがなんらかの拍子に
「攻撃タイプ」に転じてしまう、
みたいな状態がずっとつづいてしまいます。
ピチューをもっていれば、ピカチュウやライチュウ進化する可能性を秘めているように
「被害者タイプ」の怒りを感じていると「攻撃タイプ」に進化する可能性も同時に抱えることになるわけです。
なので基本的に「被害者タイプ」と「攻撃タイプ」は人によって割合が違うだけで、どちらも持ち合わせているものと考えます。
「被害者タイプ」と「攻撃タイプ」の割合の違い
「被害者タイプ」と「攻撃タイプ」は性格やそのときの状況によって割合が変わります。
私の場合は「気に入らないことがあれば不機嫌な態度を撒き散らかしてもいい」というクソな家庭環境で育ったので、
「被害者タイプ」:1
「攻撃タイプ」:9
基本的にこの割合で生きていました。なので自分に逆らえない弱い子供たち相手に虐待レベルの罵声や暴力をふるうことに躊躇しなくなっていきました。
逆にいつも文句や愚痴を言っているような場合は
「被害者タイプ」:8
「攻撃タイプ」:2
このくらいの割合に感じます。自分より弱い立場の人に怒りが転じることはほとんどなくて、被害者として感じた怒りを愚痴や文句という「エンタメ要素」として昇華したり、ひたすら自分を責めまくったりしてることが多いです。
でも時々「ぜったいにやり返してこない弱い立場の人(高齢者の方や通りすがりの人や派遣社員さん)」などにさりげなく攻撃することもあるかもしれません。
それから匿名でアンチコメしている場合は
「被害者タイプ」:5
「攻撃タイプ」:5
くらいの割合だと思います。相手によっぽどの非があれば「話し合い」という形で解決を図ることができます。あまりにも怒りが溜まったときにはヤフコメなど匿名性が担保されている環境で「一言言ってやらないと気が済まない」とコメントすることに快感を覚えることがあるかもしれません(でも基本的に踏みとどまれることが多いです)。
どのタイプが一番改善しやすい?
①とにかく攻撃するタイプ
「被害者タイプ」:1
「攻撃タイプ」:9
②とにかく溜め込むタイプ
「被害者タイプ」:8
「攻撃タイプ」:2
③ほどほどタイプ
「被害者タイプ」:5
「攻撃タイプ」:5
①、②、③のうち、どのタイプが一番改善しやすいと思いますか?
・
・
・
正解は、、、
①とにかく攻撃するタイプ
です。
なぜなら、とにかく自分の怒りを周りに向けるので人間関係があきらかに悪化しやすいからです。
・友だちがほとんどいない
・職場の人間関係がいつもうまくいかない
・夫との関係が良くない
・子どもとの関係が良くない
・孤立しがち
ただし。
↑みたいな形であきらかに「サイン」が出ているのに、MBTIで内向型で「一人が大好き」な性格だと初動を見誤ります(私のことです)。
下手したら死ぬまで気づかないこともあるので、ここに関してはグッジョブでした。本当によくがんばった!ナイスプレー!
そして2番目に改善しやすいのは
②とにかく溜め込むタイプ
3番目は
③ほどほどタイプ
です。
②のとにかく溜め込むタイプは病気・入院という形で「サイン」が出るのですが、薬もらって「はい、終わり」、手術して「はい、終わり」となるパターンが多いです。
だけど病気や入院を重ねるごとに「おや?」と気づいて自分の内面と向き合われる方が多い印象です。
③のほどほどタイプは怒りそのものも軽めということもあり、怒りの感情を向き合わずともそれなりに平和で幸せに暮らしていけるので、改善する必要はそんなにないといえます。
ちなみに今私は③の状態に落ち着いています。
人間だもの。
人間なので「怒り」の感情を完全にゼロにすることは不可能だと考えます。
私自身もともと怒りっぽい攻撃性の高い性格なので、虐待に近い暴力や暴言をしなければ「もう十分。」という認識です。
もうちょっとやそっとのことで怒ったり怒鳴ったりすることは完全になくなりましたが、自分の内側に怒りの感情が湧かなくなったわけでは決してありません。
生きていれば「攻撃タイプ」の人から八つ当たりされることもあります(いわゆる1つの社会の荒波ですかね)。
だけど自分が「元・攻撃タイプ」のモラハラ加害者側の人間だったので、そういう行動をしてしまうのが痛いほど分かるんです。
だから「そういうことあるよね」と流せる。許せる。負の連鎖に加わることなく、ガマンしたり耐えることなく社会平和、世界平和に(少しでも)貢献できている実感が本当に嬉しい。
そんな喜びをひとりでも多くの人に味わってもらいたい。
そんな想いで、まさに「元モラハラ加害者」の立場から怒りのことについて発信しようと思うようになりました。
そもそもイライラしない毎日ってあまりにも天国すぎます。
自分がイライラしないから(文字どおり)世界が一変します。
みんな優しくしてくれます。
ムカつく相手が目の前から消えます。
運転中に青信号つづきでやたらスムーズです。
生きてるのって楽しいと心から思えます。
どんどん自分が新しくアップデートされて生まれ変わってる充実感があります。
なんてことない毎日がキラキラ輝き出します。
コツさえつかめば「一瞬で世界が変わる」は本当です。
ただその「コツ」をつかむには泥臭くて地道な練習が必要です。
産まれてすぐ「補助なし自転車」に乗れる人がいないのと一緒。
コツをつかむには
誰でも練習が必要。
ひとりで練習するだけでもキツイと思うから、ブログ越しにはなっちゃうけど一緒に練習するような感覚で今後もブログを書いていきたいと思うので、よかったらフォローしてみてください。
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