小生が学んだ「人付き合いが苦手」な心理。

まず、幼少期に親から過度な期待をされたり、過度な干渉をされたり(あれはダメこれはダメ、こうしなさい、ああしなさい)、恩を着せられたりした人は高い確率で人付き合いが苦手になってます。

なぜならそんな親に育てられた子供は「親に嫌われないようにしなきゃ(否定されないようにしなきゃ)」という心理が無意識に芽生えてしまい、生きる目標が「親に嫌われない事」から始まるからです。

そして親以外の存在、外の人と関わった時に無意識に芽生えた「親に嫌われないように」が「みんなに嫌われないように」に成長してしまい小さい子供ながら寝ても醒めても常に気を遣う状態になるからです。


皆さんは日本語が話せますよね?

なぜ話せるのですか?

それは小さい時に独自に学んで習慣になって自分の中で無意識に「それが当たり前」になってるからです。

それと同じで「嫌われないように」の心理が小さい時に習慣になってしまったので、自分以外の他人に常に気を遣う事が「当たり前」になってるので自分でもなぜ人付き合いが苦手なのか気が付かない事が多いのです。


では他の人はどうやって人付き合いをしているのでしょうか?

それは親が安全地帯(セキュアベースというそうです)となって疲れを癒す場が設けられていた人、わかりやすく言うなら「しっかり甘やかされた人」は人付き合いが上手になります。

「え?逆じゃない?」と思うかもしれませんが、イヤイヤ期というものが幼少期にありますよね。

それはイヤイヤ期を経験して「親との絡み方を学んでる」からなのです。

イヤイヤ期の子供を、親が否定せずにしっかり甘やかされた場合子供は「あ、困ったら『親』 に助けてもらおう」という安心を得て外で怖いものも知らずどんどん社会経験を通じて「自分という存在」を作りあげていくのです。


つまり幼少期に親に甘えられて育った子供は「積極的に自主性を持って行動出来る人間になる為の土台作り」が出来ているのです。


家はまず土台が無いと完成しません。

それと同じで人間も土台を作らないと完成しません。

小生の様に人付き合いが苦手な人間は外側だけが完成してて、土台が無い、骨組みも無い、中身もない状態なのです。


土台が無い子供は常に「嫌われないようにしなきゃ」と気を遣うばかりで社会勉強も出来ず、更に言えば「自分という存在」すら作れないまま大人になってしまいます。

小生が言う「自分探しをしてる」はそういう事なのです。


嫌われないようにしなきゃと思ってビクビクして生きるのは本当に辛いです。

そうして、休まる暇や場所が無いのでどんどん鬱病になっていきます

だから人付き合いが苦手になると鬱病にもなってしまうのです。


長くなるのでパート1はここまでにします。

↓次回はその対策です