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2022年1月28日、精密検査の為病院へ。

一人で大丈夫と言ったのだけど、彼氏が付き添いで来てくれた。いい奴....。

 

ここまでは不安な気持ちはそこまででもなかった。

とりあえず早く検査して

陰性勝ち取るぜ~くらいの感じだったかな。

 

初診だからか、受付をしてから1時間以上待たされ

やっと呼ばれる。主治医が女性医師でちょっと安堵。

婦人科のあの診察台(強制開脚イス)って、ほんとメンタルにきますよね....

子宮頸がん疑陽性段階での精密検査は

コルポスコープ診(膣拡大鏡を使った検査)」となります。

診察台で目をぎゅっとつぶって耐えていたので

実際どんな手順かは定かではないですが

一般的には

・診察台に座りコルポスコープが挿入される

・病変部分をスコープで観察し、酢酸を塗布

・酢酸による強い反応のある病変部分から細胞を部分的にパチンパチンと採取

・止血の為圧迫やタンポンの挿入

というような流れかと思います。

 

コルポスコープの感触は冷たく

ギチッギチッという頸部を広げられる感覚

(痛くはないけどタスケテってなる)

細胞採取は、パチンパチンという感覚はありましたが、私は痛みはなかったです。

※色々な方の体験記を読むと痛かったという方もいらっしゃいます。

 

最後は止血のためタンポンを入れられました。

「明日まで入れたままで!」と。

それと、コルポ当日の入浴は湯舟NGでシャワーのみ可とのことでした。

 

一通り終わって診察台が下がるところで、

主治医に「ナプキン持ってきてる?」と聞かれて

「あー...持ってきてないです(予約の時言われてないしひらめき)」と言うと

「大丈夫とは思うけどナプキンつけてく?10円もらうんだけど。」とのことで、ナプキンもらって装着。

翌日までナプキンつけてましたが

漏れは無かったです。

が、心配な方はコルポ診の際に普通の昼用ナプキンを1枚持参すると安心。

 

診察台からおりて主治医からの説明タイム。

いま撮影した病変部分の写真を見せられました。

これが素人目にもわかるくらいただれている感じ....

そして

「高度異形成かも。これは手術になりそう。

  思ったよりも隆起していて深刻かもしれないから、

 転移がないかMRIもしましょう」と。

診察台の段階で削がれたメンタルに追い打ちです魂が抜ける

 

転移って。癌確定ってこと?死?

気軽に陰性を勝ち取りに来た私にはショックが大きすぎます。

 

とりあえずMRIの予約をとりました。

 

すると「MRIの前に血液検査が必要だから今日採血やってちゃいなよ~」と。

採血は嫌いです。

毎年の健康診断でも採血は怖くて泣いちゃいます。

もうすでにズタボロのメンタルで頭真っ白になりながら血を抜かれました。

 

診察室を出て、待っていてくれた彼氏と合流したら

涙がぼろぼろ......

「癌かも死ぬのかも転移してるかも」と

最大限の心配を彼にふっかけながら(ゴメン)

病院の外で声を殺して泣きました。

今思い出しても涙が出ます。

 

この日の会計は、採血込みで9360円

精神にも財布にも痛すぎる、

悲しく辛い日となりました。

 

久々に病院という場所にやって来て感じたことは

自分の気持ちと関係なく、あらゆることが素早いテンポで決まっていくなぁということと

とても淡泊で、説明や今後の流れなどの説明が少ないということ。

これは病院や主治医にもよると思いますが、

私の場合は聞かないと教えてくれない事柄が今後も多々出てきます...

ショッキングなことを言われて受け止めきれないまま

MRIやら手術の話がポンポン出てきて

でも病気の進行を考えたら

早く判断しなければならない。

ということで、可能な方は身内の方など

頼れる方に付き添って頂くといいかと思います。

私は頼れる親族がいない為、この時彼氏がついてきてくれたのは心強かったです。

ただ診察室内では自分一人だったので

必死にメモを取りました。

これは紙でもスマホでもいいと思いますし、

記憶が鮮明なその日のうちに整理しながら

書き残すのでも充分です。

セカンドオピニオンなどの際にも役立つかもしれません。

 

帰宅後もコルポによる痛みは全くなく、生活に支障はありませんでした。

翌日、病院で詰められたタンポンを引き抜く。

見たことないまんまるい形のタンポンで、

血はうっすらとだけ。

 

ただ、このあと通常周期で生理がきたため腹痛に襲われ、不安に駆られながら円錐切除の体験ブログや、ツイートを読み漁りまた泣く。

もともと泣き虫なのですぐ泣いちゃいます。

 

次回は、はじめてのMRIです。