むしろ逆で、ADHDの気質があるので、心の声、つまり潜在意識に逆らうほうが難しいのです。
「ADHDの特徴は、潜在意識の特徴そのものである」と、ハッピージーニアスというページでは言い切っています。
だから、興味のあることにはすぐに反応してしまう、一度波に乗ると切りのいいところまで行かないと止まらない止められない。
逆に興味がないことについては腰が重くて、なかなか始められない。
10年くらい前から、「(好きなこと以外)やる気が起きないのはなんでだろう?」 と思って、心理学のワークショップに行き、自分なりに答えを求めましたが分かりませんでした。
そりゃそうですよね。心理学という「ソフトウェアの問題」じゃなくて、脳の神経細胞の配線や脳内の情報伝達物質に対する反応などの「ハードウェアの問題」ですから。
普通の人の脳をパソコンに使われているCPUに例えるなら、ADHDな人のそれは、高速に信号処理を行うためのデジタルシグナルプロセッサ(DSP)みたいなものです。
DSPはCPUに比べて掛け算が高速だったり、計算の並行処理能力が優れている反面、条件判断などは苦手なので、使うプロセッサの特性に応じてソフトウェアの組み方を変える必要が出てきます。
ハードウェア(脳)の仕組みが違う以上、ソフトウェア(行動プログラム)で補うにも限度があり、ぶっちゃけ「無理なものは無理」ですから、それを補うために便利な道具を使ったり、他の人を頼る必要が出てくるわけです。
だから、自分の長所を活かすために、苦手な所、例えば料理などはレトルト食品を使ったり、外食を利用したりすることで、それにかかる手間と時間を少なくしているわけです。
もちろんお金が要りますが、自分にとって必要なものだからこそお金を使うのです。
そのためには、要不要をきっちり判断して、不要なものに手を出さないようにしないと、ね。
