普段私たちは顕在意識、つまり左脳優位で脳を動かしています。
左脳は言語と論理で考える脳です。

身体がリラックスしてくると、脳波がα波の状態になり、潜在意識にアクセスしやすくなります。
この状態になると、右脳がフルに活動するようになります。
右脳はイメージと感性を司る脳なので、パッと何かが閃いたりすることがあります。
イメージというと、視覚イメージだけだと思われがちですが、ほかにも聴覚、嗅覚、触覚、味覚、皮膚感覚などのイメージもあります。

リラックスと集中は表裏一体です。
リラックスとは「必要ない部分の力を抜き、緊張が解けている」状態なので、その分必要なところに意識が集中できるのです。
ちなみに、眠る前もリラックス状態になりますが、この時は休息をとることに集中しています。

一番自分に影響を与える音とは、一体何でしょうか。
それは自分の声です。
自分の声を一番聞いているのは、他ならぬ自分自身ですから、良くも悪くも自分の口癖に影響されます。
たとえ独り言でも、ネガティブな言葉を吐くと、それは自分自身に返ってきます。
逆に、ポジティブな言葉を意識して使うようにすれば、自分自身もポジティブになっていきます。

言葉による波動だけではなくて、自分の声そのものの波動を改善することで、ヒーリングボイスを手に入れることができます。

私たちの声は、声帯の振動を元にして発声します。
肩が凝るように、声帯も緊張し続ければ柔軟性が失われます。
そうすると、声帯の自由な振動が制限され、極端に言うとキーキー声しか出せなくなるのです。
牛島正人先生のボイストレーニングでは、その凝り固まった喉をほぐして、楽に声が出るようなレッスンをします。

コリや病気は、自分自身は調和しない雑波動が取り付いた状態なので、外側からコリをほぐしたり、内側から雑波動を吐き出したりすることで、コリや病気が改善される、とは牛島先生の弁。
動物は、あくびで随時自分の体の緊張をほぐし、リラックスします。
それは、自分の波動を調整するという側面も持ちます。

あくびをしたり、凝った肩を揉んでもらうと自然に涙がでるのはなぜでしょう。
それは、リラックスしたり肩の筋肉がほぐれることで取り憑けなくなった雑波動が、涙とともに体外に放出されるからです。
雑波動は、非常に細かいものだと皮膚から直接、荒くなってくると、一度「内の外」である消化管に出して、口からあくび・咳、目から涙、肛門からオナラとして体外に出します。
もっと荒くなると、咳をするにも喉で何かが引っかかっている感覚がしたり、下痢を起こして排出したりします。

緊張し続けるのは身体に良くないので、時々リラックスして身体をいい状態に保ちましょう。
普段聴いている音楽に使われている平均律って、実は結構濁っているのです。
なぜかというと、転調しても音の響きをおかしくさせないためです。

周波数の話になりますが、
ドの音と1オクターブ上のド(完全8度)の音の周波数比は1:2になります。
これはどういう調律でも変わりません。

和音の響きを最重要視する純正律では、
ドとソ(完全5度)の周波数比が2:3となり、
ドとミ(長三度)の周波数比が4:5となります。
この調律でドミソの和音を鳴らすと、周波数比が4:5:6となり、うなりのない綺麗な音が響きます。

ところが、調律を純正にしようすると、どうしてもどこかにしわ寄せが来てしまうのです。
ド→ソ→レ→ラ→ミ→シ→ファ#→ド#→ソ#→レ#→ラ#→ファ→ド
という順番で調律していくと、ドに対してソが周波数比1.5倍、その次のレが1.5*1.5=2.25倍となり、12回繰り返した後のドでは、元のドの何オクターブか上になるので2の倍数にならないとおかしいのですが、129.746337890625倍という風に、かなりずれています。
128で割って元のドと比較してみても1.01364326477050781倍となり、約1.4%ほど違っています。

こういう、どこかにしわ寄せがある調律方法では、調が変わらないときはいいのですが、転調すると音の響きがおかしくなってしまいます。
この点を解決しようとキルンベルガーやミーントーンなどの調律方法が考案されましたが、最終的には隣の音との周波数比をすべて一定にすることで転調するときに問題が発生しない平均律という調律方法ができました。

現在のピアノは、この転調の容易さのために響きを犠牲にした平均律で調律されているため、和音を鳴らすと微妙に音が濁ります。

平均律がどのくらい濁っているかを視覚化した動画がこれです。

音の響きを視覚化した別の動画。
3種類の調律聞き比べ(平均律・純正律・キルンベルガー)/ 3 different tunings
純正律の調律を体験しよう / Structure of Perfect Intonation Tuning in C-Dur

ボーカロイドを使った、平均律とキルンベルガー調律の響きの聴き比べ動画。


同じく、平均律とミーントーンの聴き比べ動画。

合唱が綺麗に響くのは、歌う人が他の音と綺麗に響くように歌うので、結果的に純正律になるからです。
音も人間関係も、いい響きが欲しいですね。