22日(日)は「第7回 鯉栄の公開稽古」へ。
神田鯉栄先生の、本格復帰直前・公開稽古会です。
前回と同じで40分と短いので、会場に長く座っていられない私でも大丈夫。
しかし。
2、3週間ほど前から喉の調子が悪く、突発的に激しく咳き込むようになっちまった。
前回、前々回は、鯉栄先生や周りの人たちに大変なご迷惑をおかけしました。
そんなわけで、前回に引き続き、今回も「ステップシート」なる隔離席をお願いする(ただし最後方のさらに後ろ、受付からの観覧)。
ところが……あれ?
前日から、それほど咳は出なくなっちゃった。
これなら普通席でも大丈夫だったじゃん(笑)。
しかし「もし咳き込んでも、大丈夫」という安心感に包まれて観ることができたので、やっぱりこの席にしておいて良かった。鯉栄先生とスタッフの皆様に感謝。
演目は
一、『三方ヶ原の合戦』
一、『狼退治(『寛永宮本武蔵伝』より)』
でした。
『三方ヶ原の合戦』
本来は「講談の基礎稽古」的なこの読み物。新人の前座さんがやることが多く、真打ちがこれをやるのってなかなか見られません。それだけでも貴重。と言いながらも、さすが真打ち。最後まで楽しく・興味深く聴かせてくれます。見ごたえある豪華な『三方ヶ原』でした。
実はこの『三方ヶ原の合戦』、私が講談に興味を持つきっかけとなった読み物です。
そして我々の教室では、最初の半年間習う話。
私も今の教室で最初に習い、最初に大切なことをいくつも教わり、最初に何度も凹む(笑)。
鯉栄先生の『三方ヶ原』を聴いているうちに
「これ……もう一度、高座でやらせてもらって、講談の基礎を叩き直そうかな」
と、改めて思わされてきました。
ということで、杉落研の皆さん。
来月か再来月にこれの練習をさせてもらうつもりなので、よろしくお願いします。
(これをやる月は、某デイサービスでの高座をお休みさせてもらいます。さすがに一般のお客さんに私の『三方ヶ原』を聞かせるのは申し訳ない)
『狼退治(『寛永宮本武蔵伝』より)』
古典ですが、笑いどころが多く明るい話です。神田伯山先生もギャグ満載でよくかけているのでご存知のお方も多いかと。
正直
「復活直後でまだ調子が完全ではない時に、こんなパワーの必要そうなギャグ満載の話……大丈夫?」
と思ったのですが。
思いっきり杞憂でした(笑)。
楽しかったなぁ。伯山先生のも面白いけど、こちらはまた鯉栄先生らしいギャグがいっぱい入っていて、すんごく面白い。
私は、どちらかというと、こちらのほうが好み(好みは人それぞれだとは思いますが)。
やる方はすんごく大変だったと思いますが、観る我々としてはすんごく楽しめました(ミュージカルの「観る天国、やる地獄」みたい)。
この日の演目は2つとも、まだ経験の浅い前座さんなどがよくかける読み物。
しかし、それだけにパワーが必要で、腕の差がはっきり出やすい読み物。
それらを見事にこなされていたように思えました。
鯉栄先生、スタッフの方々、今回も有難うございました。
公開稽古の最終回だった昨日(27日)は前々から日程の決まっていた仕事のため行けませんでしたが、本格復帰の日、今から楽しみにしております。