私は子どもの頃から、No.1のリーダーよりも、No.2の参謀・副官的なポジションに惹かれます。
『ガッチャマン』ではG1号の大鷲の健よりもG2号のコンドルのジョーに、『ゴレンジャー』ではアカレンジャーよりもアオレンジャーに、惹かれておりました。
普通のお芝居等でも、主役よりも準主役に、ヒーローよりも悪役に惹かれることが多い。
活躍している人を見る場合もそうですし、自分がその立場になる場合でも、皆を引っ張っていくリーダーは嫌だし、私の能力・性格はそれに向いていないと思う。
No.2的なポジションだったらやってもいいかなと思うし、私は「皆を引っ張る」よりも、「皆が進む姿を最後尾から見て、皆が間違った方に進んでいないか確かめ続ける」ポジションが好きなようです。
 
そんなNo.2好きの私だからなのか、数年前に「西の正倉院みさと文学賞」で頂いた賞も、次席のMRT賞でした。
これについては「No.2が好きだから」というだけでなく、他に様々な理由があって、最優秀賞をもらうよりもずっと嬉しかった。
 
10月上旬、宮崎県都城市の都城市総合文化ホールが主催する「本とごはんのフェスティバル」というイベントが行われます。
このイベントでは、原稿用紙20枚以内の短編小説を募集しておりました。
第1席を取ると賞金3万円を貰え、10月3日(日)にこのイベント内で作品が朗読劇として上演されます。
幼少期の一部を都城で過ごし、都城にお世話になっている人もいて、都城にまつわる思い出もいろいろあり、都城に関する話をいつか書きたいと思いつつもそのままになっていた私は「これは良い機会だ!」と、この賞に応募しておりました。
賞が欲しかったというよりも、自分の思い入れのある場所について書く動機がほしかった。
これは「西の正倉院みさと文学賞」の時と同じです。
 
本日、その結果がポストに届いておりました。
結果は、第2席。「みさと文学賞」の時と同じです。
ほら、やっぱり私はNo.2が合う男!
私宛の審査結果通知書に
「賞金はございませんが、10月6日(日)『本とごはんのフェスティバル』開催当日、ロビーにおきまして作品をご紹介させていただく予定です」
と書いてあります。
どんな形で紹介してくれるのだろう??
ロビーにあらすじが展示されるのかな?
第1席作品の朗読劇上演も観たいから、この日、都城へ行こうかとも思っているが……この日は月に一度の講談教室の日と重なっているんだよなぁ。う~ん、どうしよう。
 
あ、そうえいば今日は8月2日。
審査結果通知が届いた今日の日付までNo.2という。
さらに「2024年8月2日」の2、2、4、8、2は、どれも2のみを素因数に持つ数。
ついでに、今日の授業は2時限目のみで。
今日は、No.2好きな私の、2に因縁のある一日でした。
 
『盆地で拍手』で第1席を取った馬場広大さん、おめでとうございます!!

http://mj-hall.jp/performance/2024/06/hongohan2024bosyu.html