「個人的には、このあたりに公共図書館の機能を持つ施設を置きたいところで…」
こんな着眼点・発想をお持ちのお方が、実業家として宮崎と関わるお仕事をされている。そのことが嬉しい。日高さん、さすが!

 

 


宮崎駅近くにあるNTTの敷地に、果たして何が入るのか。
車社会からの脱却、駅周辺の街にかつての賑わいを…今後それらがどれだけ実現できるかに、大きく影響してくる事なんじゃないかと思っています。
 
宮崎市の人口は40万人弱で年間予算総額は約3,000億ほどだが、市立の図書館は宮崎市立図書館と佐土原図書館の2つだけ(あとは県立図書館が一つ)。
中野区の人口は34万人程で年間予算総額は2,500 億前後と、どちらも宮崎市より少ないが、区立図書館が7つ、その分室が3つ。
宮崎市と中野区では人口密度や人口分布等、地域の特性・事情も異なるので安易に比較しちゃいけないけれども。
宮崎市はもうちょっと文化的な事にお金を使ってもよいのでは…と思わされます。
あ、中野区のお隣の杉並区には、高円寺駅前に図書サービスコーナーがあり、こちらは予約した資料の貸出と返却のみ。(中野区の中野駅前には、中野区立図書館の返却ポストがあります)
今回の宮崎駅近くのプロジェクト、図書館が難しいなら図書サービスコーナーでも入ってくれないかなぁ、と、宮崎市民でない私は勝手に思っているところです。