昨日、私の『曽呂利新左衛門』後半をアップしましたが。
私としては
「秀吉の明るさの中に隠れた底しれぬ怖さ、その秀吉相手に命がけでふざける曽呂利の覚悟と意地など」
も、いや、どちらかというとそちらを描きたかったのですが、私の腕ではただの笑い話みたいになってしまいました。しかもそれほど笑いが取れていないし。
この拙い講談について、何かとお世話になっている帯刀さんからご感想・ご紹介をいただきました。
優しい帯刀さんなのでとても好意的に評価・紹介くださったのも嬉しかったのですが。
私のコメントに対するレス
「締めの歌の後にさらに曽呂利がかぶせて詠んだとき、秀吉がすうっと目を細めたような緊迫感が伝わってきました。『命がけでふざける』という曽呂利の戦と矜持を観た思いです」
というご感想が、何よりも嬉しかった。
私の拙い講談からそこをしっかりと読み取ってくださる御方がいらっしゃるとは!
さすが、プロのライター・作家さんです。
そこを読み取ってくださる御方が、少なくとも世の中に一人、いらっしゃった。
それだけでも、今回の発表会に出て良かったと思っているところです。
帯刀さん、本当にありがとうございました。

https://twitter.com/coloku15/status/1585555977914286080